初の「白峰韓半島文化賞」にキム・ソンヒョク氏と板垣竜太氏=韓国

AI要約

韓国の白峰政治文化教育研究院が第1回白峰韓半島文化賞を受賞した作品や著者を発表した。受賞者には『平壌からソウルまで47年』の著者であるキム・ソンヒョク氏と『北に渡った言語学者:金壽卿』の著者である板垣竜太教授が選ばれた。

『平壌からソウルまで47年』はキム・ソンヒョク氏の手記であり、強制労役を宣告された経験やシベリア強制労働収容所での生活を描いている。一方、『北に渡った言語学者:金壽卿』は故金壽卿の評伝であり、家族との再会までの旅程が描かれている。

白峰政治文化教育研究院は独立活動家である白峰・羅容均先生の意志を継承し、発展させるために設立された機関である。

初の「白峰韓半島文化賞」にキム・ソンヒョク氏と板垣竜太氏=韓国

韓国の社団法人「白峰(ベクポン)政治文化教育研究院〔理事長・羅鍾一(ラ・ジョンイル)〕は第1回白峰韓半島(朝鮮半島)文化賞共同受賞者に『平壌(ピョンヤン)からソウルまで47年』(1996年)の著者故キム・ソンヒョク氏と『北に渡った言語学者:金壽卿(キム・スギョン)』(2021・2024年)を著述した板垣竜太・同志社大学教授を選定した。授賞式は19日午後3時30分、ソウル中区(チュング)のソウルクラブ智異山(チリサン)ルームで開かれる。

『平壌からソウルまで47年』は平壌で旧ソ連軍政治下の信託統治反対運動に同調して強制労役を宣告され、シベリア強制労働収容所などを転々としたキム・ソンヒョク氏の手記だ。『北に渡った言語学者:金壽卿』は言語学者の故金壽卿の評伝だ。分断で離散を免れなかった彼の家族が金壽卿と再会するまでの旅程、板垣竜太教授が会った金壽卿の話などが書かれている。

白峰政治文化教育研究院は独立活動家である白峰・羅容均(ラ・ヨンギュン)先生(1895~1984年)の意志を継承・発展させるために設立された機関だ。