フィリピンと中国、南シナ海問題で対話チャネル設置へ=情報筋

AI要約

フィリピンと中国が南シナ海の領有権を巡る紛争の処理を改善するための新たな対話チャネルを設立することで合意

海上問題に特化した3段階の対話チャネルを設立することが決定された

両国の外務省が取り決めの実施に関するガイドラインを協議している

フィリピンと中国、南シナ海問題で対話チャネル設置へ=情報筋

Karen Lema Mikhail Flores

[マニラ 17日 ロイター] - フィリピンと中国は南シナ海の領有権を巡る紛争の処理を改善するために、新たな対話チャネルを設けることで合意した。フィリピン外交筋が明らかにした。

両国は2日の定期協議で海上対話メカニズムの改善に関する文書に署名した。同筋が要点をロイターに明らかにした。

それによると、海上問題に特化した3段階の対話チャネルを設立する。1つは「両首脳が指定する代表」レベルで、もう1つはそれぞれの外相や外務次官、または指定された代表レベルとなる。

3つ目は両国の沿岸警備隊が関与するもので、MOU(覚書)が締結され次第設置されるとしている。

同筋は両国の外務省がこの取り決めの実施に関するガイドラインを協議していると述べた。