1時間当たり最大103.5ミリの大雨…韓国全羅南道、相次ぐ浸水被害

AI要約

停滞前線の影響で大雨が降り、韓国全羅南道(チョルラナムド)西南部地域に住宅浸水など施設物被害が相次いだ。

雨による被害が各地で出ており、特に莞島郡や海南郡などでは住宅や車が浸水し、土砂崩れも発生している。

光州と全羅南道北部まで雨が拡大すると予報されており、安全対策が必要な状況が続いている。

1時間当たり最大103.5ミリの大雨…韓国全羅南道、相次ぐ浸水被害

停滞前線の影響で大雨が降り、韓国全羅南道(チョルラナムド)西南部地域に住宅浸水など施設物被害が相次いだ。

​16日、光州(クァンジュ)地方気象庁によると、前日午後5時から同日午前7時までの累積降水量は、珍島(チンド)の義新(ウィシン)168.5ミリ、莞島(ワンド)の甫吉島(ボギルド)157ミリ、海南(ヘナム)の地の果て127.5ミリ、高興(コフン)の道化(トファ)115.5ミリなどだ。

​明け方の時間帯の一時、1時間の降水量は珍島の義新103.5ミリ、高興の道化85.5ミリ、海南78.1ミリなどを記録した。

短い時間に大雨が降り、海南、莞島、珍島など全羅南道西南部地域で午前6時基準、住宅などの施設物の浸水、土砂崩れ、樹木転倒などで消防当局の安全措置が計97件行われた。

​莞島郡莞島邑では、あるマンションの地下駐車場に泥水が押し寄せ、車10台あまりが浸水した。海南郡松旨面では農耕地傾斜路の土砂が住宅の中に流れ込んで住民が近い行政福祉センターに避難し、伝統市場一帯の道路が雨水に冠水した。珍島邑古今面(コグンミョン)では掘削機1台が河川に落下し、消防救助隊が行方不明者がいないか周辺を捜索した。

​雨は昼から夕方の間に光州と全羅南道北部まで拡大すると予報された。予想降水量は光州と全羅南道内陸30~80ミリ、全羅南道南海岸100ミリ以上だ。