昔も今も笑顔の“古江ちゃん” 研修生時代から真面目でほんわか愛されキャラ

AI要約

古江が滝川二高を卒業後、兵庫・六甲国際GCの研修生として働きながら練習を続ける姿が描かれる。

古江の愛称や性格、熱心な練習態度、そして米国での活躍までを紹介。

過去の苦労や努力が現在の成功につながっていることが示唆される。

昔も今も笑顔の“古江ちゃん” 研修生時代から真面目でほんわか愛されキャラ

 ◇米女子ゴルフツアー エビアン選手権最終日(2024年7月14日 フランス エビアン・リゾートGC=6527ヤード、パー71)

 滝川二高を卒業後、古江は兵庫・六甲国際GCの研修生をしながら練習に励んだ。6時半に出勤し、午前中はキャディーやマスター室の業務に従事。アドバイスは的確でお客さんの評判は上々。事業部長の藤生定幸さんは「あの通りほんわかした感じで真面目ないい子で評判はめっちゃ良かった」と笑う。

 愛称は“古江ちゃん”。米ツアーに参戦している今も帰国した際は練習に訪れる。米国でトッププロになっても性格は研修生時代のまま。藤生さんは「いつでも笑顔なのが愛される秘訣(ひけつ)なんやろな。全然てんぐにならんとあのまんま」とうれしそうだ。

 当時の給料は月10万円で、そこから遠征費などを工面していた。空き時間もスマホには目もくれず、ひたすら練習に没頭。藤生さんは「僕らの前でスマホを触っている姿を見たことなかった。ほんまにゴルフが好きな子なんやろうね」。謙虚にコツコツと積み重ねた結果が今につながっている。