スペイン代表の“頭脳”ロドリが「毎日欠かさず大学に通っていた」は本当? 実際のところは…

AI要約

スペインがEURO2024大会でイングランドを破り、優勝。MVPにはロドリが選ばれた。

ロドリは真面目なキャラクターで、大学とプロサッカーの両立を果たしている。

コロナ禍でオンライン試験を受けたロドリは、学業とプレーを両立し、卒業を果たした。

スペイン代表の“頭脳”ロドリが「毎日欠かさず大学に通っていた」は本当? 実際のところは…

7月14日に決勝戦がおこなわれたEURO2024大会はスペインがイングランドを2-1で破り、12年ぶりの優勝を果たした。単独最多の4度目の制覇で、MVPにはMFのロドリが選ばれた。

現在はマンチェスター・シティに所属しているロドリについて、中継のなかでは「真面目」なキャラクターであることが紹介された。

実際、ロドリはスペインリーグのビジャレアル、アトレティコ・マドリードで活躍するかたわら、2021年までバレンシア州カステリョン県にある公立大学、ジャウメ1世大学に在籍。マンチェスター・シティに移籍した後も大学はやめず、卒業するまでリモートで学び、経営学とマネジメントの学位を取得している。同クラブの公式サイトのインタビューでは「大学での経験は人生最高のものだった」と語っている。

「素晴らしい4年間でした。午前中はトレーニングがあったので、午後の授業を2つ受けていました。毎日授業に行くように努力していました。すべての授業に出席するわけにはいかないですが、ふつうは1月に試験が1回あるだけですから、勉強の計画は立てやすかったです。

トレーニングを終えた後、頭を切り替えて他のことに取り組むことを楽しんでいました。プレッシャーも忘れられるし、素晴らしかったです」

コロナ禍によって試験がオンラインになったことは、プレミアリーグに移籍したロドリにとっては不幸中の幸いだったという。「スペインまで試験を受けに行かなくてよくなったのは助かった。オンラインで学ぶ機会を得られたので、早くクラスを終えることができた」と語っている。

FIFAのインタビューの中でも、大学時代について「チームメイトはトレーニングを終えると一人でアパートに戻る。でも、僕はトレーニングの後、授業に出て、学生寮に戻り、そこでスペインの各地からやってきた人と交流することができた」と振り返っている。

ロドリの友人のひとりはスペイン紙「マルカ」の取材に、「トップリーグでプレーしながら、大学の寮に住んでいるロドリを見て周りの学生は衝撃を受けていた」と語っている。ロドリは長年の恋人であるローラさんと出会ったのも学生寮だったことを、FIFAのインタビューなどで明かしている。