ナイジェリアで学校倒壊、試験中の生徒ら約20人死亡 豪雨続いた後
AI要約
ナイジェリア中部で学校が倒壊し、生徒約20人が死亡。多くの生徒が試験中であった。倒壊した学校は15歳までの生徒が通うもので、救出活動が進められている。
倒壊の原因は不明だが、地元住民によると3日間の豪雨があった。州政府は学校の脆弱な構造と川岸に近い立地を指摘している。
ナイジェリアでは過去2年間に12件以上の建物倒壊事故が発生しており、手抜き工事や低品質な建築資材が背景とされている。
ナイジェリア中部で12日、学校が倒壊し、生徒約20人が死亡したと地元警察が発表した。死亡した生徒の多くが試験中だった。AFP通信などが伝えた。
報道によると、倒壊したのはプラトー州にある15歳までの生徒が多く通う学校。生徒たちが登校してまもなく倒壊し、当初は150人以上ががれきの下に閉じ込められた。救出活動が進められ、負傷者が約70人いるとも報じられている。
倒壊した原因は現時点で不明とされているが、地元住民によると豪雨が3日間続いていたという。州政府は事故について「学校の脆弱（ぜいじゃく）な構造と川岸に近い立地のせいだ」とした。
ナイジェリアでは、同様の建物の倒壊事故が過去2年間に12件以上起きている。背景として手抜き工事や低品質な建築資材が指摘されている。（村上友里）
