韓国、NATO新加盟2国と会談 対ロシア北朝鮮で認識共有

AI要約

韓国大統領がNATO首脳会議でフィンランドとスウェーデンと会談し、ロシアと北朝鮮の脅威について共通認識を示す。

北朝鮮核問題への共同対処と防衛産業での連携の確認。

韓国はロシアと北朝鮮の軍事協力に対し警戒感を示し、無謀な勢力での軍事援助に反発。

 【ワシントン共同】韓国の尹錫悦大統領は10日、北大西洋条約機構(NATO)首脳会議のため訪れたワシントンで、ロシアのウクライナ侵攻を受けNATOに加盟したフィンランドのストゥブ大統領、スウェーデンのクリステション首相とそれぞれ会談した。韓国大統領府によると、ロシアと北朝鮮の軍事協力は朝鮮半島と欧州の安全保障に深刻な脅威になるとの認識を共有した。

 北朝鮮核問題に共同対処することでも一致し、防衛産業などでの連携を確認した。

 韓国はロ朝が有事の軍事援助を規定した包括的戦略パートナーシップ条約に反発し、尹氏は9日「無謀な勢力」と非難した。