北半球で猛暑の一方…南半球の豪は116年ぶりの寒さ 最低気温-13.5℃ 元気なウォンバットとらえる!

AI要約

南半球のオーストラリアでは記録的な寒波に見舞われ、凍結した道路や水道管破裂などの被害が出ました。

オーストラリア原産の有袋類のほとんどは冬眠せず、真冬でも活動を続けることが特徴です。

気象当局は記録的な寒さがおさまると予測しています。

北半球で猛暑の一方…南半球の豪は116年ぶりの寒さ 最低気温-13.5℃ 元気なウォンバットとらえる!

日本やアメリカなどでは“命に関わる危険な暑さ”が続いていますが、真冬を迎えている南半球のオーストラリアでは記録的な寒い冬となっています。

南部アデレードで先週、116年ぶりの寒さとなるなど記録的な寒波に見舞われたオーストラリア。

南極に近いタスマニア州では、先週、最低気温マイナス13.5度を記録しました。

凍結した道路が通行止めになったり、水道管の破裂でホテルの水道やトイレが使えなくなったりするなどの被害が出ました。

一方、この寒さの中でも元気に活動するのが…

記者

「寒いのにもかかわらず、こちら野生のウォンバットが出てきました」

ウォンバットなどオーストラリア原産の有袋類のほとんどは、真冬でも冬眠しないで活動を続けるといいます。体温調節が苦手で、暑いところでは体力を消耗してしまうため、寒い冬のほうが活動に適しているためです。

オーストラリアの気象当局は、今後、記録的な寒さはおさまると予測しています。