8歳の少女が負傷、準備中の気球が飛ばされ。米アリゾナ州

AI要約

アリゾナ州ウィリアムズでの独立記念日イベントで熱気球が突風に巻き込まれ、建物や車に激突。3人が負傷。

気球の操縦士によると、風速が急激に上昇し、暴走した気球が止まるまで建物や車に激突。幸い乗客はいなかった。

事故の原因について調査中で、FAAも捜査に参加。気球には不適切な重さのプロパンガスタンクが搭載されていた可能性も。

8歳の少女が負傷、準備中の気球が飛ばされ。米アリゾナ州

米アリゾナ州ウィリアムズで7月6日、アメリカの独立記念日を祝うイベントで熱気球が突風に巻き込まれ、近くにあった建物や車に激突した。この事故で8歳の少女を含む3人が負傷した。【Kaito Takashima / BuzzFeed Japan】

地元当局によると、事故はイベント会場近くにあるホテルの駐車場で、気球を飛ばす準備をしていた際に発生した。

気球の操縦士によれば、初めは風速が毎時4~5マイル(時速約11~13キロ)だったが、突風により風速毎時40~50マイル(時速約65~80キロ)になったという。

暴走した気球は、近くの建物や車に激突。ホテル敷地内の電柱をなぎ倒し、止まったという。

幸い、気球には誰も乗り込んでいなかったが、準備に携わっていた児童2人と近くにいた大人1人が負傷し、病院に搬送された。

地元メディアは、気球にはプロパンガスのタンクを3つ搭載していたが、突風を防ぐのに十分な重さではなかったと報じた。

当局は事故の詳しい原因を「調査中」とし、米連邦航空局(FAA)とも連携し、捜査にあたっている。