米南部に大規模災害宣言 ハリケーン「ベリル」

AI要約

バイデン米大統領は、ハリケーン「ベリル」がテキサス州に上陸し大規模災害宣言が出されたことを承認した。

バイデン氏は被災地支援のための措置を取ると約束し、FEMAや沿岸警備隊の職員が現地で活動している。

ベリルは勢力を弱めながら北東に進んでおり、米本土を縦断する可能性がある。

 【ワシントン共同】バイデン米大統領は9日、ハリケーン「ベリル」が8日に上陸した南部テキサス州に大規模災害宣言を出すことを承認した。ジャンピエール大統領報道官が明らかにした。

 バイデン氏は9日、テキサス州の副知事に電話し、被災地支援のため必要な措置を取ると約束した。連邦緊急事態管理局(FEMA)や沿岸警備隊の職員が既に現地で活動しているという。

 ベリルは8日に上陸しテキサス州内を北上後、勢力を弱め熱帯暴風雨になった。ハリケーンセンターは、ベリルが米本土を北東に進むと予測している。