米国務省「朝ロ協力強化に持続的に対応する」

AI要約

米国務省は、北朝鮮とロシアの軍事協力に対処するため同盟と協力する意向を表明した。

同省は朝ロ協力の懸念を表明し、北朝鮮がロシアの戦争を支援していると指摘した。

イランの新大統領選挙によって当選したペゼシュキアン氏を歓迎する一方、イランの行動に対して慎重な姿勢を示している。

米国務省「朝ロ協力強化に持続的に対応する」

米国務省は8日(現地時間)、北朝鮮とロシアの軍事協力に関し「同盟およびパートナーと協力してこれに持続的に対応していく」と明らかにした。

米国務省のミラー報道官はこの日の記者会見で「我々は朝ロ協力が強まることに対する深い懸念を明確に表してきた」とし、このように述べた。続いて「我々は、ウクライナの罪のない市民を殺し、領土主権を侵害し、国連安全保障理事会の決議を違反したロシアの戦争を北朝鮮が支援するのを見ている」と強調した。

ミラー報道官は最近行われたイラン第14代大統領選挙で穏健改革派と評価されるマスード・ペゼシュキアン候補(70)が当選したことについて「新しい大統領がイランの核プログラムを縮小し、テロ資金支援を中断し、域内の不安を招く活動を中断する措置を取る権限があるなら、これは我々が歓迎する措置になるだろう」と話した。その一方で「話す必要もなく、そのようなことが起きるとは期待しない」と付け加えた。

ホワイトハウス国家安全保障会議(NSC)のジョン・カービー戦略広報調整官もこの日の会見で「我々はこの人物(イランの新大統領)が何をすることを望むのか眺めるが、イランの行動でいかなる変化も期待しない」と述べた。