新型ICBM、開発に遅れ 費用も見積もり超過 米国防総省

AI要約

米国防総省は、新型ICBM「センチネル」の開発が数年遅れる見込みであると発表した。

センチネルは核兵器を搭載可能な弾道ミサイルで、米国の核抑止力の一つである。

計画は予定よりも費用超過も進んでおり、米国の核戦力の近代化が大きく遅れる可能性がある。

 【ワシントン時事】米国防総省は8日、老朽化している大陸間弾道ミサイル(ICBM)「ミニットマン3」の後継として開発中の新型ICBM「センチネル」について、当初の開発予定よりも数年遅れる見込みだと発表した。

 費用も見積もりを超過していると明らかにした。

 センチネルは核兵器を搭載可能な弾道ミサイルで、潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)、戦略爆撃機と並ぶ米国の核抑止力の3本柱の一つ。米国は核戦力の近代化を進めているが、計画は大きく遅れそうだ。