目標達成までガザ戦闘を継続 イスラエル首相、強硬姿勢

AI要約

イスラエル首相府は、ネタニヤフ首相がガザでの戦闘継続を明言し、ハマス壊滅や人質救出を目指すことを強調。

ガザ市の学校施設が攻撃され、死者が出たことを報告。ガザ側死者数は3万8千人を超える。

ネタニヤフ氏は停戦には条件を設け、全ての目標達成に優先する姿勢を示している。

 【エルサレム共同】イスラエル首相府は7日声明を発表し、ネタニヤフ首相は全ての目標を達成するまでパレスチナ自治区ガザでの戦闘を継続する方針だと強調した。イスラエルは、イスラム組織ハマス壊滅や人質救出を目標に掲げている。ガザ停戦案を巡る協議の行方に影響を及ぼす可能性がある。

 パレスチナ通信は7日、イスラエル軍がガザ北部ガザ市の学校施設を攻撃し、4人が死亡したと報じた。ガザ保健当局によると、ガザ側死者は3万8千人を越えている。

 首相府の発表によるとネタニヤフ氏は停戦案を巡る協議について、いかなる合意でも全ての目標達成に向けてイスラエルが戦闘を再開することを認めるよう主張している。