発言を「真剣に受け止め」 ロシア大統領、トランプ氏に

AI要約

ロシアのプーチン大統領は、トランプ前米大統領が11月の大統領選でウクライナ侵攻を終了できる可能性について言及したが、具体的な方法については知らないとコメントした。

プーチン氏はトランプ氏の姿勢を支持し、米国による6月27日の討論会への言及も行ったが、米国の内政は米国自体の問題だと強調した。

 【モスクワ共同】ロシアのプーチン大統領は4日、トランプ前米大統領が11月の大統領選で返り咲けばウクライナ侵攻を終わらせることができると発言したことについて「真剣に受け止めているが、どのように実現するつもりなのか彼の提案を私は知らない」と述べた。カザフスタンでロシア記者団の質問に答えた。

 プーチン氏は、トランプ氏が「誠意を持って発言していることは疑っていない」とし、その姿勢を「支持する」とした。

 トランプ氏とバイデン大統領による6月27日の討論会を部分的に見たとし「米国は経済、軍事的にも大国で無関心ではいられない」としつつ、いずれにしても「米国の内政だ」と締めくくった。