ヨーロッパ中心に極右政党が躍進 国連人権高等弁務官が警戒感示す

AI要約

ヨーロッパを中心に極右政党の台頭が懸念されており、国連人権高等弁務官が警戒感を示している。

歴史から学び、他者を攻撃する行為が悪いことの前兆である可能性を指摘している。

特に移民や難民を憎悪の対象とする傾向について警戒する必要がある。

ヨーロッパ中心に極右政党が躍進 国連人権高等弁務官が警戒感示す

 ヨーロッパを中心に極右政党が躍進するなか、国連人権高等弁務官が警戒感を示しました。

「歴史は教えている。特にヨーロッパでは、他者を中傷したり攻撃したりすることはさらに悪いことが起きる前兆だと」(国連人権高等弁務官のフォルカー・トゥルク氏)

 トゥルク人権高等弁務官は、ヨーロッパを中心に極右政党が台頭していることをふまえ、「移民や難民などのマイノリティーを憎悪の対象とすることに警戒する必要がある」と指摘しました。

 フランスでは6月、国民議会選挙の第1回投票で極右政党が最も支持を集め、7日には決選投票が予定されています。(ANNニュース)