ウクライナめぐり“ロシア抜きでの和平枠組みは無意味” プーチン大統領と習近平国家主席が会談
AI要約
プーチン大統領と習近平国家主席が会談し、ロシアと中国の関係強化を強調。両国の合法的権益を守る姿勢を示し、ロシア抜きでの和平枠組みは無意味との認識で一致。
上海協力機構の首脳会議を前に、欧米に対抗できる陣営の結束を強化する方針。
ウクライナ情勢をめぐっても意見が交わされ、国際社会の安定要因としてロシアと中国の協力を重要視。
カザフスタンを訪問中のロシアのプーチン大統領は3日中国の習近平国家主席と会談しました。ウクライナ情勢をめぐっても、意見が交わされ、ロシア抜きでの和平の枠組みは無意味だとする認識で一致したということです。
プーチン大統領
「ロシアと中国の協力は、国際社会の安定要因の1つだ。我々は関係強化を続けていく」
ロシアメディアなどによりますと、カザフスタンを訪問中のプーチン大統領は3日、習近平国家主席と会談し両国の関係は「歴史上、最高の時期にある」と述べ結束をアピールしました。習主席は「両国の合法的権益を守る」として、引き続き関係を強化していくと応じました。
また、ウクライナ側の和平案を協議した先月の「平和サミット」にロシアが招待されなかったことを念頭に、両首脳は、ロシア抜きでの和平の枠組みは無意味だとする認識で一致したということです。
カザフスタンでは4日、ロシアと中国が主導する上海協力機構の首脳会議が予定されていて、両首脳は、欧米に対抗できる陣営の結束を強化する方針です。
