パキスタンの7千メートル峰で日本人登山者が滑落死 先月も死亡事故
AI要約
日本人登山者がパキスタンのカラコルム山脈で滑落事故で死亡したと報じられた。
事故現場は標高7027メートルのスパンティーク峰だった。64歳の男性が氷河の亀裂に転落し、遺体はキャンプ1まで運ばれた。
同じ山では別の日本人登山者の死亡と行方不明者も報告されている。
パキスタン北部のカラコルム山脈の高峰で日本人の登山者が滑落事故で死亡した、と地元紙「K2」が3日報じた。在パキスタン日本大使館も死亡について確認した。
現場はスパンティーク峰（標高7027メートル、別名・ゴールデンピーク）。同紙によると、事故に遭ったのは日本人男性（64）で、登頂後に同行者とともに下山途中、氷河の亀裂（クレバス）に転落した。遺体は3日に「キャンプ1」まで運ばれたという。同大使館によると、滑落事故が起きたのは2日だったという。
同じ山では、6月中旬、別の登山隊の日本人1人の死亡が確認され、1人が行方不明となっている。（バンコク＝武石英史郎）
