マカオ司法警察局がカジノ施設対象の防犯パトロール実施

AI要約

マカオ司法警察局は、治安環境の保護と犯罪撲滅に重点を置いた作戦を展開している。

最新のパトロールで167人を調査し、特に疑わしい人物は見当たらなかった。

マカオではインバウンド旅客数の急増に伴い、警察当局が連日取り締まりを強化しており、犯罪行為の摘発が続いている。

マカオ司法警察局がカジノ施設対象の防犯パトロール実施

 目下、マカオ司法警察局では、マカオの治安環境の保護と維持、カジノ関連犯罪の抑止と取り締まり、市民と旅客の人身と財産の安全確保を目的とし、マカオ警察総局による指揮の下、広東省及び香港の警察当局と合同で大規模作戦「落雷2024」を展開している。

 同局が7月1日に発表した内容によれば、前日(6月30日)午後2時から午後5時までの間、捜査員25人を動員し、マカオ半島及びコタイ地区のカジノ施設を対象とした違法両替を発端とする犯罪の撲滅に重点を置いた防犯パトロールを実施。今回のパトロールでは167人(男110人、女57人)が調査対象となり、特に疑わしい人物は見当たらなかったとのこと。

 同局では、今後もマカオの治安情勢を注視しながら、各種犯罪行為に対する厳格な抑止策及び法執行を講じ、マカオの良好で安定した社会治安の維持に取り組んでいくとした。

 マカオでは、アフターコロナとなった昨年(2023年)の年初以来、インバウンド旅客数の急回復が続いており、繁華街や観光名所周辺の人流も明らかに増加。このところ治安警察局、司法警察局が落雷作戦による連日市内各所での取り締まりを強化実施しており、ほぼ毎日なんらかの違法・違反行為が摘発されている状況。