マカオ、カジノで負けた中国人の男がIR併設モールでスリ行為

AI要約

マカオ治安警察局がコタイ地区の統合型リゾート内でスリ行為をした中国人男性を逮捕。

男性は現金を盗み、カジノで負けたため犯行を認める。

男性は窃盗罪で検察院送致される見込み。

マカオ、カジノで負けた中国人の男がIR併設モールでスリ行為

 マカオ治安警察局は6月27日、コタイ地区にある統合型リゾート(IR)併設モール内でスリ行為をしたとして中国人(中国本土居民)の男を逮捕したと発表。

 同局によれば、同月24日にインバウンド旅客から当該モール内を歩いている際、外套のポケットの中に入れていた現金1万9000香港ドル(日本円換算:約38万円)がなくなっているのに気づき、何者かに盗まれた可能性があるとする通報が寄せられたとのこと。

 通報を受けた同局がIR及び「天眼」と呼ばれる公共エリアの監視システムを使って容疑者の男の身元を割り出し、25日午後、マカオ国際空港付近で逮捕に成功したという。

 男は同局の調べに対し、カジノで負けたことを理由にやったと犯行を認めた上、被害者のポケットの中に大量の現金が入っているのが見え、外套で遮蔽して金を抜き取ったとし、盗んだ現金の一部については賭博に使ったなどと供述。同局では、男を窃盗罪で検察院送致する方針。