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バイデン氏、選挙戦継続の是非を検討 「数日のうちに…」 米報道
バイデン米大統領は、精細を欠いたテレビ討論会の結果によって選挙戦の行方を決定する意向を示しており、これから数日の世論動向を注視すると報じられている。
バイデン氏のテレビ討論会でのパフォーマンスに対する懸念が高まっており、再選に向けての重要な期間が訪れていると報道されている。
一方、ホワイトハウスは報道を否定しており、バイデン氏自身は世論の動向を見極めた上で判断を下す可能性があるとのこと。
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米紙ニューヨーク・タイムズは3日、6月のテレビ討論会で精細を欠いた民主党のバイデン米大統領(81)が周辺に対し、「数日のうちに世論を納得させることができなければ、選挙戦を立て直せない可能性は理解している」と語ったと報じた。
バイデン氏は5日に米ABCテレビのインタビューに応じるほか、東部ペンシルベニア州などで選挙活動を行う予定。バイデン氏はその後の世論の動向を見極めた上で、選挙戦を継続するかどうかについて判断する可能性がある。
また米CNNも周辺の話として、バイデン氏は再選に向けてここ数日が重要だと認識していると報じた。
一方、ホワイトハウスは同紙の報道を「全くのうそだ」と否定した。
バイデン氏は6月27日の第1回テレビ討論会で、共和党のトランプ前大統領(78)を相手に声がかすれたり、言葉に詰まったりする場面が目立った。直後の世論調査ではトランプ氏が勝利したと考える人が67%に上り、民主党内からもバイデン氏の体力や認知機能を懸念する声が出始めている。【ワシントン松井聡】