シナゴーグ2カ所に投石、憎悪犯罪か トロント

AI要約

トロントで2カ所のシナゴーグに石が投げ付けられ、憎悪犯罪の疑いが持たれている。

攻撃は4月以降で3回目であり、ユダヤ教徒の危険を物語っている。

犯人は警察によると身長170~175センチで、白っぽいジャケットとバイザー付きの黒いヘルメットを着用している。

シナゴーグ2カ所に投石、憎悪犯罪か トロント

(CNN) カナダ東部トロントで30日未明、2カ所のシナゴーグ(ユダヤ教礼拝所)に石が投げ付けられた。警察は憎悪犯罪の疑いがあるとして、オートバイに乗った人物の行方を追っている。

警察によると、午前3時ごろに1カ所目、約30分後に2カ所目のシナゴーグで投石があった。

一方のシナゴーグの責任者は同日、「反ユダヤ主義の破壊行為」に遭ったのは4月以降で3回目だと述べた。こうした攻撃は全国のユダヤ教徒が日々直面する危険を物語っていると指摘し、一致団結して立ち向かう構えを示した。

もう一方のシナゴーグは、投げ込まれた石で前面のガラスが割れるなど、相当の被害を受けたと発表した。

現場の写真には、ガラスに複数の大きな穴が開き、玄関が破片まみれになった光景が写っている。

警察は容疑者について、身長170~175センチで白っぽいジャケットとバイザー付きの黒いヘルメットを着けた人物だと発表した。