韓国日報元幹部が遺体で発見…大庄洞開発疑惑・金万培被告と金銭取引

AI要約

元報道機関幹部が資産管理会社の大株主と金銭取引をした疑いを捜査され、遺体で発見される。

捜査では元幹部が大株主から金品を受け取り、不正な記事を書くよう依頼されていた可能性が浮上。

元幹部は解雇された後、解雇不服訴訟を行っていたが敗訴、検察は金品受領の疑いで捜査を続行中。

韓国日報元幹部が遺体で発見…大庄洞開発疑惑・金万培被告と金銭取引

 「大庄洞都市開発事業不正事件」の主犯で資産管理会社「火天大有資産管理」の大株主、金万培(キム・マンベ)被告と金銭取引をした疑いで捜査を受けていた報道機関の元幹部が遺体で発見された。

 本紙が先月30日に取材をまとめたところ、元韓国日報幹部のA氏が6月29日夜8時ごろ、忠清北道丹陽郡内の山で遺体で発見されたことが分かった。

 警察は29日午後6時ごろ、A氏のきょうだいから同氏が行方不明になっているとの通報を受け、携帯電話の位置追跡を行い、死亡しているA氏を発見したという。

 A氏は2020年5月、住宅購入資金として金万培被告から1億ウォン(現在のレートで約1200万円)を借りていたことが明らかになり、昨年1月に解雇された。

 A氏は「私人の間での正常な金銭消費貸借契約行為だ」として解雇不服訴訟を起こしたが、先月14日に行われた一審で敗訴した。

 検察は現在、A氏が金万培被告から金品を受け取った疑いについて捜査を行っている。

 検察はA氏が金万培被告から金品を受け取る見返りに「大庄洞都市開発事業不正事件」の一味に対して友好的な記事を書いたり、不利な記事を阻止したりしてほしいとの請託を受けた容疑で、今年4月18日にA氏ら元報道機関幹部3人に対して家宅捜索を行っていた。

キム・ソクモ記者