「北朝鮮へ夏のキャンプに行く」…ロシアの青少年、北朝鮮で夏休み過ごす

AI要約

ロシアが北朝鮮に青少年を送る夏のキャンプ計画が進行中であり、北朝鮮との交流を強化している。

キャンプは北朝鮮の最大キャンプ場で開催され、ロシアの青少年団体が主導している。

ロシアと北朝鮮は最近、各種分野で協力関係を強化しており、青少年交流も積極的に進められている。

「北朝鮮へ夏のキャンプに行く」…ロシアの青少年、北朝鮮で夏休み過ごす

北朝鮮と密着しているロシアが来月、青少年を北朝鮮での夏のキャンプに送る計画だ。

29日(現地時間)のタス通信によると、ロシアの政府寄りの青少年団体「最初の運動」のグレゴリ・グロフ代表は「北朝鮮と青少年の交流を計画している」とし「28日に招待されている状態であり、まだ日程を決めていないが、暫定的に7月24日から8月2日までロシアの青少年を北朝鮮の『松涛園(ソンドウォン)』夏キャンプに送る計画」と明らかにした。

松涛園とは江原道(カンウォンド)にある北朝鮮最大のキャンプ場「松涛園国際少年団野営所」を意味するとみられる。

グロフ代表は松涛園がロシアのアルテックなど青少年キャンプと似ていると説明した。欧州連合(EU)はクリミア半島にあるアルテックについて、ウクライナの青少年を連れてきて再教育する機関だとし、制裁対象に含めた。

グロフ代表は「申請者はかなり多いとみられる」とし「青少年が指導者と共に北朝鮮を訪問するだろう」と説明した。

グロフ代表は北朝鮮の青少年もロシアでのキャンプに招待するなど青少年交流を進めていく予定だと伝えた。また、中国、ベトナムも訪問する計画と明らかにした。

これに先立ちロシア沿海州政府は今年夏に北朝鮮の浜辺で休暇を過ごす旅行プログラムを準備したと4月に明らかにした。

北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長のロシア訪問(昨年9月)以降密着しているロシアと北朝鮮は、19日のプーチン大統領の北朝鮮国賓訪問と包括的戦略パートナーシップ条約締結を受け、各種分野で関係をさらに拡大している。