イラン大統領選、7月5日に決選投票 改革派と保守強硬派

AI要約

イラン内務省は、大統領選で過半数の得票者が出なかったため、ペゼシュキアン元保健相とジャリリ元事務局長による決戦投票が7月5日に行われることを発表した。

選挙では、ペゼシュキアン氏が僅差で首位に立ち、ジャリリ氏が2位になった。しかし、投票率は過去最低の40%だった。

次期大統領の選出が外交や内政の路線に影響を与える可能性があり、また最高指導者の後継問題にも影響を与える可能性がある。

イラン大統領選、7月5日に決選投票 改革派と保守強硬派

Parisa Hafezi

[ドバイ 29日 ロイター] - イラン内務省は29日、28日投票の大統領選で過半数を得票した候補がいなかったため、改革派のペゼシュキアン元保健相と保守強硬派のジャリリ最高安全保障委員会元事務局長による決戦投票を7月5日に行うと発表した。

大統領選はライシ大統領がヘリコプター事故で死亡したことに伴い行われた。

4人の候補者のうち唯一の改革派であるペゼシュキアン氏が得票数約1000万票で首位に立ち、ジャリリ氏が約940万票と僅差で2位となった。投票したのは約2500万人で、投票率は約40%と過去最低を付けた。

イランの元核交渉責任者であるジャリリ氏が反欧米姿勢を鮮明にしているのに対し、ペゼシュキアン氏は欧米との融和を訴えており、選挙結果が外交・内政の路線を左右する可能性をアナリストは指摘する。次期大統領は、85歳と高齢で全ての政策で最終決定権を握る最高指導者ハメネイ師の後継問題にも影響を与えそうだ。