「中国渡航は控えて」 台湾当局が危険情報

AI要約

台湾大陸委員会が中国政府の新指針により、台湾住民に対し中国大陸、香港、マカオへの渡航を控えるよう警告。

台湾独立活動に関わると最高で死刑に処される可能性があるため、危険情報が引き上げられ、不必要な旅行を避けるよう呼びかけ。

行きたい場合は注意を払い、特に空港での行動や歴史書籍の所持を避けるよう助言。

 【台北時事】台湾で対中政策を所管する大陸委員会は27日、台湾独立活動に加わった場合に最高で死刑に処するとした中国政府の新指針を受けて危険情報を引き上げ、中国大陸、香港、マカオへの渡航を控えるよう台湾住民に呼び掛けた。

 

 台湾メディアによると、4段階の危険情報のうち、退避勧告に次ぐ「不必要な旅行は避ける」に1段階引き上げられた。同委員会は、どうしても行かなければならない際には言動に注意し、空港撮影や歴史書籍の所持などを避けるようにと説明した。