日米韓が初の「フリーダムエッジ」 サイバーなど多領域の共同訓練
AI要約
日米韓が新たな共同訓練「フリーダムエッジ」を開始
複数の領域にまたがる訓練を同時展開し、29日まで実施
訓練は日米韓で初めて多領域訓練を行う
韓国軍合同参謀本部は27日、日米韓が新たな共同訓練「フリーダムエッジ」を開始したと発表した。陸海空やサイバー空間など複数の領域にまたがる訓練を同時に展開する。29日まで。日米韓で多領域訓練を実施するのは初めて。
訓練は2日にシンガポールで開催した日米韓防衛相会談で合意した。ミサイルや潜水艦、サイバー攻撃などに対処する訓練や捜索救助訓練などを行う予定。日韓のイージス艦のほか、米原子力空母「セオドア・ルーズベルト」も参加する。
「フリーダムエッジ」は、米韓合同軍事演習「フリーダムシールド（自由の盾）」と日米合同の指揮所演習「キーンエッジ」から言葉を取り、組み合わせた。韓国軍は「3カ国が朝鮮半島を含むインド太平洋地域の平和と安定のために自由を守っていくという意志を込めた」としている。
北朝鮮は22日に米空母が韓国南部・釜山に入港したことについて反発する談話を出しており、今後、軍事的な挑発を行う可能性がある。【ソウル日下部元美】
