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ポーランド大型ハブ空港建設計画、一部修正して実施へ=首相
ポーランドのトゥスク首相は、大型ハブ空港建設計画を修正して近代化および高速鉄道網拡大を方針とすることを示唆。
前政権の地域輸送ハブ計画は、費用や立地などで批判を浴び、トゥスク政権が修正を検討していた。
新たな空港は2032年に開港し、年間3400万人の旅客に対応予定。
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Anna Koper
[ワルシャワ 26日 ロイター] - ポーランドのトゥスク首相は26日、中部に大型ハブ空港を建設する前政権の構想について、計画を修正して進める方針を示した。具体的には、首都と地方の空港を近代化し、高速鉄道網を空港と首都に限らず主要都市間に拡大する。
CPKと呼ばれる同プロジェクトは、民族主義政党「法と正義」(PIS)による前政権が提案した地域輸送ハブ計画で、年間4000万人の旅客を想定。高速鉄道と接続し、ポーランド経済の活性化と同国の国際的地位向上を目指すと共に、PISは軍事目的の使用も可能になるとしていた。
しかし、費用と規模のほか、どの主要都市からも離れた立地に批判が噴出し、昨年12月に発足したトゥスク政権は厳しい選択を迫られていた。
トゥスク氏は、空港は2032年に開港し、年間3400万人の旅客に対応できる設計になると説明した。
一方ラセク開発・技術次官は、プロジェクト全体の費用は32年までに1310億ズチ(325億ドル)になると述べた。