ミャンマーで拘束された日本人男性と日本大使が面会「健康状態に問題なし」

AI要約

ミャンマーで日本人男性がコメの販売価格をめぐり拘束された事件について、現地の日本大使が面会し、健康状態に問題はないことを確認。

当局はコメの価格問題で笠松洋さんを拘束、日本大使が面会し、弁護士や差し入れも状況良好。

ミャンマーの軍事政権が業者に責任を押しつける方針で統制を強化中、日本大使館は早期解放を求めている。

ミャンマーでコメの販売価格を巡り拘束された日本人男性と現地の日本大使が面会しました。健康状態に問題はないということです。

 ミャンマー当局は先月、規定より高い価格でコメを販売したとして流通大手「イオン」の現地法人幹部、笠松洋さん(53)を拘束しました。

 現地の日本大使館によりますと、丸山市郎大使が4日、最大都市ヤンゴンの警察署で笠松さんと数十分間にわたり面会したということです。

 笠松さんの健康状態に問題はなかったとしています。

 また、担当の弁護士が連日接見し、差し入れも届けられる状況にあるということです。

 ミャンマーの軍事政権は、コメの価格高騰の責任を業者に押しつける形で統制を強めています。

 日本大使館は、引き続き笠松さんの早期解放を求めています。