ブラジル&ラテン・フェスティバル2024にブラジルのパンクロッカー、SUPLAが出演

AI要約

ブラジル&ラテン・フェスティバル2024でのスペシャルゲストとして、ブラジルのパンクロッカー、SUPLAが出演決定。

SUPLAの音楽はパンクとニューウェーヴを基にしたブラジルらしいスタイルで、ボサノヴァやMPBの影響も受けている。

SUPLAはジョアン・スプリシーの兄としても知られ、80年代にはTOKYOトーキョーなどで活動。日本にも親交が深い。

ブラジル&ラテン・フェスティバル2024にブラジルのパンクロッカー、SUPLAが出演

代々木公園で開催されるブラジル&ラテン・フェスティバル2024(主催/在日ブラジル商工会議所)のスペシャルゲストで、ブラジルのパンクロッカー、SUPLA(スープラ)が出演することが決定した。

スープラの音楽はパンク、ニューウェーヴがベースとなっているが、ボサノヴァやMPBなどの影響も反映されたブラジルらなではのスタイル。90年代にはカエターノ・ヴェローソやシコ・ブアルキの曲もレパートリーにしていた。

シンガー・ソングライターのジョアン・スプリシーの兄としても知られるスープラは、80年代中ごろには、後に宮沢和史の「アフロシック」、シコ・サイエンスの「アフロシベルデリーア」などのプロデュースで注目を集めることになるBID(ビジ)とともにニューウェーヴ・バンド、TOKYO トーキョーに在籍していた。TOKYOは1985年のファースト・アルバム「Humanos」で、ドイツのニューウェイヴ・シンガー、ニナ・ハーゲンとも共演している(「ガロッタ・ジ・ベルリン」)。

1989年にソロ活動をスタート。2009年~2014年にはバンド、Brothers of Brazilでも活動した。

2004年に発表した6作目のソロ・アルバム「Menina Mulher」では、表題曲のビデオクリップを日本で撮影。原宿や浅草でロケを行った。

2018年には、元セックス・ピストルズのグレン・マトロックをゲストに迎えたアルバム「Illegal」の収録曲「Eu Vou AtéTóquio」で、再びビデオクリップに東京の映像を使っている。

ブラジル&ラテン・フェスティバル2024は代々木公園で7月20日(土)、21日(日)に開催される(入場無料)。スープラの出演は7月21日(日)。

(文/麻生雅人)