[深層NEWS]南シナ海の中比対立、元中部方面総監の山下氏「日米や東南アジア諸国が連携を」

AI要約

元陸上自衛隊中部方面総監の山下裕貴氏と、笹川平和財団の小原凡司・上席フェローが南シナ海を巡る中国とフィリピンの対立について議論。

山下氏は、日米や東南アジア諸国が連携し、強く毅然とした態度で中国の行動に対応すべきと主張。

小原氏は、中国がフィリピンの補給を断つなどの行動を取り、米国に助けが来ないと拡散していることに言及。

 元陸上自衛隊中部方面総監の山下裕貴氏と、笹川平和財団の小原凡司・上席フェローが25日、BS日テレの「深層NEWS」に出演し、南シナ海を巡って激化する中国とフィリピンの対立について議論した。

 南シナ海で比船への挑発行為をエスカレートさせる中国に対し、山下氏は「日米や東南アジア諸国が連携し、強く毅然(きぜん)とした態度で臨まなければならない」と強調した。小原氏は「中国はフィリピンの補給を断ちつつ、『米国は助けに来ない』と(情報を)拡散している」と分析した。