日本人学校送迎バスが刃物の男に襲われ日本人母子ら負傷 中国・蘇州

AI要約

日本人学校のスクールバスが襲撃され、3人が負傷した事件が江蘇省蘇州市で発生。

負傷者は病院に搬送されたが命に別状はなく、容疑者は拘束され取り調べ中。

総領事館が関係者との連絡を取り、関係情報を確認している。

 在上海日本総領事館によると、中国東部・江蘇省蘇州市のバス停で24日午後、日本人学校のスクールバスが刃物を持った男に襲われ、日本人の母子ら3人が負傷する事件があった。母子は病院に搬送されたが命に別条はなく、バスに乗っていた中国人女性が意識不明の重体。容疑者の男は拘束されたという。

 総領事館によると、蘇州日本人学校のスクールバスが下校時の送迎でバス停に到着した際、迎えに来ていた日本人の母親と未就学児の子どもが男に刃物で切りつけられたという。

 男は当局に拘束されて取り調べを受けているといい、総領事館は職員を現地に派遣し、関係者との連絡や事実関係の確認を急いでいる。

 蘇州市は上海市に隣接する人口約1300万人の都市で、日本企業も多く進出している。(上海=小早川遥平)