中国、7月4日までにEUの対EV関税撤廃望む=環球時報

AI要約

中国共産党系紙「環球時報」は、EUが中国製EVに課す暫定関税を7月4日までに撤廃することを望んでいる。

EUと中国は関税を巡り協議を開始することで合意し、最終決定は11月2日になる見通し。

EUの保護主義的な措置は貿易摩擦を招き、互いに損する結果になる可能性があると指摘している。

中国、7月4日までにEUの対EV関税撤廃望む=環球時報

[北京 24日 ロイター] - 中国共産党系紙「環球時報」は、欧州連合(EU)による中国製電気自動車(EV)への暫定関税が7月4日までに撤廃されることを望んでいると伝えた。

EUは輸入される中国製EVに最大38.1%の暫定関税を同日までに課す予定となっているが、双方は関税を巡り協議を開始することで合意した。

同紙は23日夜、協議の最良の結果はEUが7月4日までに関税決定を破棄することだと報道。EUの保護主義的な動きは中国の対抗措置を招き、貿易摩擦の激化は「ルーズルーズ(互いに損する結果)」にしかならないとした。

関税はEUの反補助金調査が終了する11月2日に最終決定されることになっている。