中国 韓米台製スチレンへの反ダンピング関税を5年延長へ

AI要約

中国政府が韓国、米国、台湾製スチレンに課していた反ダンピング関税を5年間延長することを発表した。

中国商務省は、ダンピングが再発する可能性があると判断して関税の延長を決定した。

この関税は米国製には13.7~55.7%、韓国製には6.2~7.5%、台湾製には3.8~4.2%の範囲で課されている。

中国 韓米台製スチレンへの反ダンピング関税を5年延長へ

【ソウル聯合ニュース】中国政府が、韓国、米国、台湾製スチレンに課してきた反ダンピング(不当廉売)関税を23日から5年間延長する。中国商務省が21日、ウェブサイトで発表した。

 1年間調査した結果、反ダンピング関税を解除すれば、ダンピングが再び発生する可能性があると判断したという。

 2018年に始まった同課税で米国製のスチレン製品には13.7~55.7%、韓国製には6.2~7.5%、台湾製には3.8~4.2%の関税が課されている。