NATO次期事務総長にオランダのルッテ首相、加盟32カ国が支持

AI要約

NATOは、ルッテ首相を新たな事務総長に選出することを決定しました。

ルーマニアのヨハニス大統領が立候補を取り下げ、全加盟国の支持を得たことで、後任人事が確定しました。

ストルテンベルグ事務総長は、任期中に4カ国の加盟を実現しました。

NATO次期事務総長にオランダのルッテ首相、加盟32カ国が支持

Luiza Ilie

[ブカレスト 20日 ロイター] - 北大西洋条約機構(NATO)加盟32カ国は20日までに、ストルテンベルグ事務総長の後任にオランダのルッテ首相を充てる人事に支持を示した。

次期事務総長にはルーマニアのヨハニス大統領も立候補していたが、ルーマニア政府は20日、ヨハニス氏がNATOに先週、立候補取り下げを伝えたと明らかにした。

ハンガリーとスロバキアは18日にルッテ氏に対する支持を表明。全加盟国の支持が得られたことで、NATOは向こう数日以内に正式に後任人事を発表するとみられる。

ストルテンベルグ氏は2014年に就任。任期は10月1日まで。任期中にモンテネグロ、北マケドニア、フィンランド、スウェーデンの4カ国がNATOに加盟した。