米の弾薬供与制限を批判 イスラエル首相「あり得ない」

AI要約

イスラエルのネタニヤフ首相が、バイデン政権が一部の弾薬供与を停止していることに批判。

米政権は制限解除に向け取り組んでおり、ブリンケン氏は具体的な回答を避ける。

停止措置はイスラエルのガザ地上侵攻計画に反対したため。

 【エルサレム、ワシントン共同】イスラエルのネタニヤフ首相は18日の動画声明で、バイデン米政権が一部弾薬のイスラエルへの供与を停止していることについて「あり得ない」と批判した。ブリンケン米国務長官との先週の会談でこうした意見を伝え、ブリンケン氏は「米政権は制限解除に向けて取り組んでいる」と明言したという。

 米政権はパレスチナ自治区ガザ最南部ラファへのイスラエル軍の地上侵攻計画に反対し、5月に一部弾薬の輸送を停止した。ブリンケン氏は18日、ワシントンでの記者会見で、ネタニヤフ氏に制限解除を明言したかどうかについて回答を避けた。