戦時内閣が解散 対パレスチナ強硬派の動向焦点に イスラエル

AI要約

イスラエルのネタニヤフ首相が戦時内閣を解散し、ガザ情勢に関する協議を再編することを決定。

ハマスとの戦闘方針や人質解放交渉に影響が出る可能性がある。

極右政党党首の動向が焦点となっており、今後の展開が注目される。

 【カイロ時事】イスラエルのネタニヤフ首相が、パレスチナ自治区ガザで続くイスラム組織ハマスとの戦闘方針や人質解放交渉など重要な意思決定を行ってきた戦時内閣を解散した。

 地元メディアが17日、報じた。ガンツ前国防相ら一部メンバーが政権を離れたことを受けた措置とみられる。戦時内閣から外されていた対パレスチナ強硬派の極右政党党首の動向が焦点だ。

 解散は16日の閣議でネタニヤフ氏が告げたという。ガザ情勢に関する協議は今後、戦時内閣に似た少人数の閣僚らによる枠組みで行うとされる。