プーチン大統領、北朝鮮に到着　金正恩氏と首脳会談　19日まで

AI要約

ロシアのプーチン大統領が北朝鮮を訪問し、金正恩との首脳会談や協力強化を確認。

両国は新条約締結に合意し、ロシアのウクライナ関連の活動を支える狙いとされる。

プーチン氏の訪朝は24年ぶりで、金氏体制への移行後初めて。ロシア極東訪問の礼を返す。

　ロシアのプーチン大統領は19日未明、北朝鮮の平壌に到着した。公式訪問として、金正恩（キム・ジョンウン）朝鮮労働党総書記との首脳会談や歓迎行事に臨む。

　ウシャコフ露大統領補佐官（外交担当）によると、両国は安全保障、エネルギー、経済など各分野での協力強化を確認し、包括的な戦略パートナーシップに関する新条約の締結に合意する見通しという。ロシアがウクライナでの「特別軍事作戦」を続ける中、これを支える北朝鮮との関係をさらに強固にする狙いとみられる。

　プーチン氏の訪朝は約24年ぶりで、大統領1期目就任直後の2000年7月以来、2度目。金正恩体制への移行後は初めて。金氏が昨年9月にロシア極東を訪れた際に招請していた。【モスクワ山衛守剛】

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