安倍派幹部、衆院委員会にずらり 立民・野田氏「総決算の舞台」

AI要約

立憲民主党の野田佳彦氏は、自民党派閥の裏金事件関連の安倍派幹部が委員として議場にいることに言及し、政治とカネの問題を総決算する舞台としての重要性を強調した。

野田氏は、特定の安倍派幹部が委員として存在することについて指摘し、汚職事件や裏金事件で逮捕された関係者も所属していると述べた。そして、自民提出の政治資金規正法改正案に対して懸念を表明し、国民に信を問うべきだと訴えた。

野田氏の発言は、政治とカネの問題への警鐘を鳴らすものであり、議会での重要な議論を促す役割を果たしている。

 立憲民主党の野田佳彦氏は17日の衆院決算行政監視委員会で、自民党派閥の裏金事件で処分を受けた複数の安倍派幹部が委員として議場にいるとして「政治とカネの問題を総決算する舞台として格好の場だ」と述べた。安倍派「5人組」のうち松野博一前官房長官、萩生田光一前政調会長、高木毅前国対委員長に加え、会長代理だった下村博文氏の姿もあった。

 野田氏は、委員会には事務総長経験者の西村康稔氏、裏金事件で逮捕された池田佳隆氏、汚職事件で逮捕された秋本真利氏も所属していると指摘。自民提出の政治資金規正法改正案について「ザル法で認めることはできない。国民に信を問うべきだ」と訴え、質疑を締めくくった。