米が対ロシア追加制裁を発表 金融機関の取引制限強化

AI要約

米財務省は12日、ウクライナへのロシアの侵攻に対し追加制裁を発表。新たに300以上の個人・団体が制裁対象になるとしている。

追加制裁により、ロシアに対する金融取引制限を強化し、天然ガスやIT関連も対象になる。制裁逃れにも対応できるとしている。

この制裁発表はG7首脳会議を控えており、ロシアに対する強い姿勢を示す狙いがある。

米が対ロシア追加制裁を発表 金融機関の取引制限強化

 【ワシントン共同】米財務省は12日、ウクライナに侵攻するロシアへの追加制裁を発表した。新たにロシア国内外の300以上の個人・団体が制裁対象になるとしている。追加制裁によって、制裁対象と米国外の金融機関との金融取引制限を強化するほか、天然ガスやIT関連も対象とする。制裁逃れにも対応できると強調した。

 13日からイタリア南部プーリア州ファサーノで開かれるG7首脳会議(サミット)を前に大規模な制裁を発表することで、ロシアに対する強い姿勢を示す狙いがある。