「悪魔崇拝」で30人逮捕 イラン

AI要約

イラン当局がテヘラン近郊で悪魔崇拝ネットワークの集会を摘発し、男女30人を逮捕した。アルコールと薬物が押収され、悪魔崇拝のシンボルも見つかった。

イスラム教が禁じる飲酒を伴うイベントは悪魔崇拝集会としてしばしば摘発され、過去にはロックやヘビーメタルのコンサートも該当した。

過去数回にわたりイラン内で悪魔崇拝に関連した逮捕が行われており、当局は厳しく取り締まっている。

 【テヘランAFP時事】イランのファルス通信は6日、当局が首都テヘラン近郊で行われていた集会を摘発し、「悪魔崇拝ネットワーク」に所属した疑いで男女30人を逮捕したと伝えた。

 現場からはアルコール飲料と薬物が押収され、「悪魔崇拝のシンボル」も見つかったという。

 イランでは、イスラム教が禁じる飲酒を伴うパーティーやコンサートが「悪魔崇拝集会」としてしばしば摘発されている。5月にはテヘラン西部で250人以上、今月1日には南西部フゼスタン州で35人がそれぞれ逮捕された。

 当局は過去に、ロックやヘビーメタルのコンサートも「悪魔崇拝集会」と見なしていた。