九州大教員、覚醒剤取締法違反容疑で逮捕 ネットで入手し使用か
AI要約
九州大大学院総合理工学研究院の男性教員が覚醒剤取締法違反容疑で逮捕されたことが判明。逮捕された男性教員は2020年夏ごろからインターネットで覚醒剤を入手し使用していた。
逮捕は路上での捜査員への声かけがきっかけで行われ、自宅内から覚醒剤が見つかった。九州大は薬物乱用の防止を啓発する取り組みを行っていたが、この件により深くおわびのコメントを出した。
九州大は事実関係の把握を進め、厳正に対処する方針。教員の氏名や詳細情報は非公表。
九州大大学院総合理工学研究院の男性教員が覚醒剤取締法違反（所持）容疑で九州厚生局麻薬取締部に逮捕されていたことが7日、九大などへの取材で判明した。九大は同日、教員の逮捕を発表したが、氏名や職名、年齢などを公表していない。
九大によると、男性教員は5月31日午前7時半ごろ、路上で捜査員に声をかけられ、一緒に自宅に向かったところ、室内から覚醒剤が見つかったという。2020年夏ごろから、インターネットで入手して使用していたとみられる。
九大は薬物乱用の防止を啓発する動画を製作するなどしてきたといい、石橋達朗学長は「学生や関係者、国民の皆さまに多大なるご迷惑とご心配をかけ、深くおわび申し上げる。事実関係の把握を進めた上で、厳正に対処する」とのコメントを出した。【山口響】
