保護者とメールや通話ができる、グーグルの子ども用スマートウォッチ「Fitbit Ace LTE」(海外)

AI要約

グーグルの「Fitbit Ace LTE」は、子ども向けのスマートウォッチで、親と通話やメールが可能、GPS追跡もできる。

本体価格は229ドルで、月額のデータプランが必要となる。アクティビティー記録機能やポイントを獲得するビデオゲームも搭載。

他社も同様な製品を出しており、子どものプライバシーや安全性を重視したスマートウォッチが需要がある。

保護者とメールや通話ができる、グーグルの子ども用スマートウォッチ「Fitbit Ace LTE」(海外)

グーグルの「Fitbit Ace LTE」は、スマホを持たせるにはまだ早いという子ども向けのスマートウォッチだ。

親と通話やメールをすることができ、GPSによる追跡も可能。

本体価格は229ドルで、月額のデータプランが必要となる。

グーグル(Google)が7歳以上の子どもをターゲットにしたスマートウォッチ「Fitbit Ace LTE」を発表した。LTEで親と通話やメールをすることができ、親はGPSで子どもを追跡することができる。子どもたちのために、ゲーム化されたアクティビティー記録機能もある。さすがはフィットビットだ。

Business Insiderは、グーグルがプレティーン向けのウェアラブル端末を開発中だと2022年に報じた。

子どもにスマホを持たせるなんて馬鹿げていると思う人は、おそらく6歳から13歳くらいの子どもがいないのではないだろうか。多くの親は、電話したり追跡したりする方法を探している。ただし本物のスマホを持たせる以外のやり方で。スマートウォッチは、もう少し大きくなるまで本物の電話はおあずけ、けれど、ある程度ひとりで自由に出歩くことができるようにするための方法として一般的になっている。

Fitbit Ace LTEは、LTEのデータプランが必要だが、追加の電話回線はなくてもいい。最大20人まで連絡先を登録することができ、電話とメールが可能だが、Fitbit Aceアプリがインストールされているスマホを持つ相手に限られる。つまり、誰彼構わず自由に電話やメールをすることはできないということだ(例えば、ピザを配達してもらうことはできない)。GPS追跡にアクセス可能なのは親だけと製品の説明書には記載されている。

フィットビット製品らしく、アクティビティー記録機能や、運動をゲーム化する機能、フィットネスの目標を達成するともらえるポイントで遊ぶことができるビデオゲームもある(スクール・タイム・モードで、ビデオゲームを無効にすることもできる)。

スマホにはまだ早い年齢層向けのスマートウォッチは他社からも出ている。ベライゾン(Verizon)のVerizon Gizmo Watch 3、ガーミン(Garmin)のGarmin Bounce、ガッブ(Gabb)のGabb Watch 3だ。ガッブは子ども向けデバイスだけを作っている企業だ。子どものプライバシーと安全性の観点から、平均的なスマホよりも制限の厳しいスマートフォンも作っている(ソーシャルメディア・アプリがダウンロード不可、自由なインターネット閲覧不可など)。