ヒトが150歳まで生きられなくなったのは「恐竜のせい」? 哺乳類は中生代に「短命に進化した」

AI要約

ポルトガルの著名な微生物学者による「哺乳類は恐竜の統治により生殖サイクルの加速を余儀なくされ、長寿の鍵となる遺伝子が排除された」という仮説が注目を集めている。

デ・マガリャエスは自身が打ち立てた、哺乳類は恐竜時代を生き抜くために長寿型から繁殖型に進化したという「長寿ボトルネック仮説」を盲信しているわけではないが、米誌「ポピュラー・メカニクス」によれば、「かなりの説明力を持つ」と見ているようだ。

彼は老化を自然な過程ではなく病気だと考える学者のひとりで、人間を含む哺乳類が、細胞の損傷を修復する能力を制限し、がんなどの症状を引き起こす理由として、この仮説が哺乳類の特定の遺伝形質についてのもっともらしい説明であるとの考えを示している。

ヒトが150歳まで生きられなくなったのは「恐竜のせい」? 哺乳類は中生代に「短命に進化した」