バイデン氏、トランプ氏を「重罪人」と呼び対決姿勢

AI要約

バイデン米大統領が、元不倫相手への口止め料をめぐる裁判で有罪評決を受けたトランプ前大統領を「有罪になった重罪人」と批判し、対決姿勢を鮮明にした。

バイデン氏は選挙イベントで初めてトランプ氏の有罪評決に言及し、トランプ氏が司法制度を攻撃していると主張した。

トランプ氏は有罪評決に対し、バイデン氏の関与を主張しており、バイデン氏はその主張に笑いながら反論した。

バイデン氏、トランプ氏を「重罪人」と呼び対決姿勢

(CNN) バイデン米大統領は3日、東部コネティカット州でのイベントで、元不倫相手への口止め料をめぐる裁判で有罪評決を受けたトランプ前大統領を「有罪になった重罪人」と呼び、改めて対決姿勢を鮮明にした。

バイデン氏は献金者らを前に、「米史上初めて、有罪になった重罪人の大統領経験者が大統領の座を目指している」と述べた。「さらに悪いのは、トランプ氏が米国の司法制度を総攻撃していることだ」と主張し、同氏は錯乱状態だとも語った。

バイデン氏が選挙イベントでトランプ氏の有罪評決に言及したのは初めて。

トランプ氏は5月30日に評決を言い渡された。31日の記者会見では、バイデン氏やその関係者が裁判を仕組んだと、根拠のない主張を展開した。

バイデン氏は同日、トランプ氏の主張について問われ、笑みを浮かべて「私にそんな力があるとは知らなかった」と答えた。