# 食糧・農業

　長野県泰阜村の伝統野菜である源助かぶ菜の生産拡大を図ろうと、同村は圃場の貸し出しと種の無償配布を行う。高齢化により村内の農家が減少する中、「家庭菜園規模でもいいのでかぶ菜を育ててもらい、生産と消費の拡大につなげていければ」と期待している。　借り手を募集しているのは、明島地区にあ

ここ10数年、日本のワインが、様々な国際コンクールで受賞するのが当たり前になってきた。山梨県や長野県、北海道や山形県が日本のワインやぶどうの主な産地と言われているが、大阪はかつて日本一のぶどう王国であり、西日本最古のワイナリーも存在する。ぶどうやワインを語る際、現在も有数のぶどう

日本海に面した棚田が連なる「白米（しろよね）千枚田」（石川県輪島市）を守る活動を続けてきた「白米千枚田愛耕会」副代表の出口彌祐（やすけ）さん（77）は、能登半島地震で自宅の裏山が崩れ、妻の正子さん＝当時（74）＝と帰省中の長男、博文さん＝同（49）＝を亡くした。千枚田も大きな被害を受けたが、農

近隣住民によりますと３１日午後５時ごろ、静岡市駿河区根古屋で土砂崩れが起き、イチゴを栽培するビニールハウスなどが土砂に流されたとみられています。静岡市によりますと、これまでに人的被害は確認されていないということです。動画の撮影者は「ゴロゴロと雷のような音が聞こえた」

半導体関連企業の進出に伴い菊池地域で計２２７ヘクタールの農地が買収などの影響を受けていることが明らかになりました。これは、熊本県と菊陽町など６つの市町村による営農継続支援についての会議で県の調査結果が報告され明らかになったものです。この調査は半導体関連企業の進出が相

2024年の稲の刈り取り始めの時期は大幅に早まる見込みとなっています。青森県によりますと、2024年の6月から8月にかけての気温は1℃から2℃ほど高め、積算降水量は平年並みで推移していて、出穂の最盛期は平年より5日早い、7月30日でした。刈り取り始めの目安は、県南内

　福島県飯舘村産ホップを使ったクラフトビール造りを計画している東京大の学生有志は８月２７日、福島市のイエロービアワークスで醸造作業に取り組んだ。９月末ごろに完成する見通しで、イベント時などに販売できるよう調整していく。　農学部生や大学院生でつくる「飯舘村ホッププロジェクト」のメン

長野地方気象台は、県内でも31日夜から1日午前中にかけて、『線状降水帯』が発生して、大雨災害の危険が急激に高まる可能性があると発表しました。長野県内は、紀伊半島沖にほぼ停滞する台風10号周辺や太平洋高気圧の縁を回る暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定となり、雷を伴

　先の国会で“農政の憲法”と言われる「食料・農業・農村基本法」が改正された。1999年の施行以来初めての改正は、ロシア・ウクライナ戦争や気候変動による食料不足が懸念される中で、食料安全保障の体制強化を図ろうというものだ。しかし、作家・ジャーナリストの河合雅司氏（人口減少対策総合研究所理事長）は

2024年産米の全国の作況・作柄概況（8月15日時点）が発表されました。猛暑や台風による大きな影響を受けず、青森県が「良」、北海道・秋田県・山形県など11道府県が「やや良」。去年は記録的な不作となった新潟県など31都府県は「平年並み」と予測されています。一方で、日照不足などの影響を受けた佐賀県

　県内有数のナシ産地として知られる山口市阿東地域で31日、ナシ狩りが始まった。農事組合法人「長門峡梨組合」（内山賢次組合長、9農園）が、所属する4農園を日替わりで開放。みずみずしい果実が楽しめる。9月上旬まで。　　篠目の浜安力梨園（浜安力園長）は面積約0・5㌶の農地

　宇部市は、29日から30日にかけて最接近した台風10号による市内の状況（30日午後1時現在）をまとめた。最大瞬間風速は29日午後3時16分の24・7㍍、累計雨量の最大は西岐波の233・5㍉で、86世帯135人が避難した。けが人、住居被害などは無かった。19地区の土砂災害警戒区域とその周辺の2

　漫才コンビ「ハイヒール」のリンゴ（63）が、31日放送の読売テレビ「あさパラS」（土曜午前9時25分）に出演。“令和のコメ騒動”をめぐり、吉村洋文大阪府知事が、政府に備蓄米の放出を求めたことについて私見を述べた。　吉村知事は、大阪府内の8割の店舗で米が品切れ状態になっているとし

　鹿児島県天城町の町農業センター（黒橋由加里所長）の研修生計6人の入退所式が30日、同センターであった。森田弘光町長や関係者ら計14人が出席。就農へ向けて新たな節目を迎えた新旧研修生それぞれの門出を祝った。　入退所式に参加したのは研修を修了した3人と今年度の新研修生3人（うち1人

　【鹿児島県・徳之島】2024年度天城町農業センター研修生入・退所式（町主催）が30日、同センターであった。Iターン移住者2人を含む3人が施設園芸品目栽培の基礎など1年課程の研修を修了、「天城町に貢献できる農業者に」など抱負を述べた。新たな入所者もIターン者1人を含む3人（定員）。95年度以降

あぜ道、悪路などで働く現場でのパフォーマンスを考えられた「スズキ・キャリイ」。長靴を履いての乗車や悪路での快適性を重視し、ドアの開口部の広さやシートのホールド性の高さなどその方向性は一貫している。小回りの良さとニーズに合わせた駆動系のラインナップで、日本らしい現場環境に特化されただけに利便性は

［第４０回アジア競馬会議（ＡＲＣ）　札幌大会（主催：アジア競馬連盟）］　開催４日目の３０日は、「サラブレッド生産・未来への挑戦と機会」と題したビジネスプログラムが開催された。日本の総合競馬モデルに焦点を当てた基調講演の後、日本および世界における生産の未来について、また持続可能性、

　お笑い芸人の藤井隆とタレントの井上咲楽が司会を務めるABCテレビ・テレビ朝日系『新婚さんいらっしゃい！』（日曜午後0時55分）の1日放送回には、北海道・富良野のメロン農家の夫婦が登場する。　今回はスタジオを飛び出し、北海道の中央部、富良野か舞台。MC2人が訪れたのは、後ろに立派

　お笑い芸人・藤井隆、タレント・井上咲楽が司会を務める、ABCテレビ・テレビ朝日系『新婚さんいらっしゃい！』（毎週日曜　後0：55）のあす9月1日放送回は、スタジオを飛び出し、北海道・富良野から届ける。　MC2人の後ろには、立派な富良野メロンがズラリと並ぶ。こちらは夫の実家で、面

　長野県上伊那地域で30日、甘露煮が秋の郷土食として親しまれている小ブナの出荷が始まった。上伊那農協の鮒(ふな)部会の部会長を務める中川村の根井昭男さん（74）が約460キロを出荷。9月末にかけて会員7軒で計4トンの出荷を見込む。　この日は農協職員らが、泥をはかせるために移してい