”米騒動”解消に期待 東北地方中心に「良」「やや良」 新潟県は2年ぶり「平年並み」 8月15日時点の作柄概況
2024年産米の全国の作況・作柄概況が発表され、猛暑や台風の影響を受けずに良好な状況であることが示されました。
青森県や北海道など11道府県が「やや良」と評価され、新潟県を含む31都府県が「平年並み」と予測されています。
一方、佐賀県など3県が日照不足の影響を受けて「やや不良」とされており、最終的な作況は10月に発表される予定です。
2024年産米の全国の作況・作柄概況(8月15日時点)が発表されました。猛暑や台風による大きな影響を受けず、青森県が「良」、北海道・秋田県・山形県など11道府県が「やや良」。去年は記録的な不作となった新潟県など31都府県は「平年並み」と予測されています。一方で、日照不足などの影響を受けた佐賀県など3県は「やや不良」となっています。
作柄概況は二期作の田植えが終わっていない沖縄県を除く46都道府県が対象で、気象データや衛星データを活用して予測してます。平年を100とした指数で
106以上 …「良」
105~102…「やや良」
101~ 99 …「平年並み」
98~ 95 …「やや不良」
94~ 91…「不良」
気象データや衛星データによる8月15日現在の新潟県の作柄概況は平年を100とした指数で101から99の「平年並み」と発表されました。最終的な作況は10月に発表されます。
新潟県は去年、95の「やや不良」と全国最低となりましたが、このまま天候の影響を受けず順調に収穫が進めば「平年並み」となりそうで、2年ぶりの作況回復によりコメの品薄感解消にもつながりそうです。