# 食糧・農業

大気汚染で毎年8百万人が早死に WMO推計、気候変動が影響
2024.09.05

大気汚染で毎年8百万人が早死に WMO推計、気候変動が影響

 【ジュネーブ共同】世界気象機関(WMO)は5日、微小粒子状物質「PM2.5」などによる大気汚染が原因で、毎年800万人が早死にしているとの推計を発表した。深刻な大気汚染を引き起こす山火事は気候変動が影響していると指摘。大気汚染と気候変動の関連性を強調し、アフリカやアジアで農業にも被害が及んで

マツタケ入荷始まる 今年は質・量充実 長野県松本市四賀の松茸山荘
2024.09.05

マツタケ入荷始まる 今年は質・量充実 長野県松本市四賀の松茸山荘

 長野県松本市四賀地区の温泉宿泊施設・松茸山荘で、マツタケの入荷が始まった。昨年は記録的な不作だったが、今年は山林で適度な湿り気があり、朝夕は気温が下がるという生育に適した環境になっており、序盤からまとまった量が入っている。農産物直売所などにも順次、マツタケが並びそうだ。 松茸山

「コメ不足」のさなか、コメ農家の倒産・廃業が急増 過去最多を更新へ 肥料などのコスト増負担が重く
2024.09.05

「コメ不足」のさなか、コメ農家の倒産・廃業が急増 過去最多を更新へ 肥料などのコスト増負担が重く

 全国的なコメ不足と価格高騰のなか、米作農家の倒産や廃業に歯止めがかからない。2024年1-8月に発生した米作農業(コメ農家)の倒産(負債1000万円以上、法的整理)が6件、休廃業・解散(廃業)が28件発生し、計34件が生産現場から消滅した。倒産・廃業の件数は23年通年の件数(35件)を大幅に

「韓国産白菜キムチが消えるかも」…外信も警告した気候変動問題
2024.09.05

「韓国産白菜キムチが消えるかも」…外信も警告した気候変動問題

「気候変動による主材料の急減で韓国産キムチが危機を迎えている」という外信報道が出た。3日(現地時間)、ロイター通信は「韓国を代表する食べ物であるキムチが気候変動の犠牲になっている」と報じた。これは、キムチの主な原材料として使われる白菜(ナパ白菜)が気候変動による絶滅

長引く“米騒動”吉村府知事「備蓄米開放」要請も国は慎重姿勢のワケ… 気になる“米不足解消”の時期は?
2024.09.05

長引く“米騒動”吉村府知事「備蓄米開放」要請も国は慎重姿勢のワケ… 気になる“米不足解消”の時期は?

米不足、それに伴う価格高騰など、令和版「米騒動」が収まる気配がない。今年5月ごろから、小売店などにおける米の“品薄”状況がテレビやネットニュースなどで報じられると、SNS上でも心配する声が広がった。さらに、8月には九州南部で発生した地震に伴う気象庁からの南海トラフ地

玉太り、糖度とも上々の出来栄え 倉吉抑制極実スイカ出荷式典
2024.09.05

玉太り、糖度とも上々の出来栄え 倉吉抑制極実スイカ出荷式典

  出荷時期を遅らせるため抑制栽培されたスイカ「倉吉抑制極実(ごくみ)スイカ」の出荷式典が4日、倉吉市下福田のJA鳥取中央倉吉西瓜(すいか)選果場で行われた。この日は選果場に持ち込まれた約3600個のスイカが全国に向けて本格出荷された。 抑制極実スイカは、春作のスイカ収穫後の7月

刈屋梨いつも通りの甘み 酒田、大雨に負けず収穫ピーク
2024.09.05

刈屋梨いつも通りの甘み 酒田、大雨に負けず収穫ピーク

 酒田市刈屋地区で、特産の和梨「刈屋梨」の収穫がピークを迎えている。7月の記録的大雨で3割ほどの園地が被災したが、生産者が流れ込んだ泥をかき出し、防除作業に努め、大切に育ててきた。出荷量は例年より少ない見通しだが、主力品種「幸水」は玉伸びが良く、良質な実ができたと生産者は胸を張る。

コメ不足 農水省と生産者が意見交換
2024.09.05

コメ不足 農水省と生産者が意見交換

4日、農林水産省で開かれた会議には、コメの生産者や卸売業者、農協関係者らが集まりました。 農水省からは、現在の需給状況などが説明され、参加者からは様々な意見が出ました。木徳神糧 米穀事業本部 今野稔副本部長「価格は本当に高くなっている。昨年で言えば、倍

認定地域の強み可能性示す 宮崎・椎葉村で世界農業遺産シンポ 
2024.09.05

認定地域の強み可能性示す 宮崎・椎葉村で世界農業遺産シンポ 

 世界農業遺産「高千穂郷・椎葉山地域」の農山村文化などを研究する宮崎大GIAHS(世界農業遺産)研究会のシンポジウムは8月26日、椎葉村下福良の村産業開発センターであった。村民ら約50人が来場。研究者たちは、認定地域の強みや可能性を示した。

「田んぼが海になった」 田鶴浜・地盤沈下で海水逆流 塩で稲穂枯れ、農家落胆
2024.09.05

「田んぼが海になった」 田鶴浜・地盤沈下で海水逆流 塩で稲穂枯れ、農家落胆

  ●「8カ月たって被害あるなんて」 七尾西湾に面する七尾市田鶴浜地区の農地約5ヘクタールに海水が流れ込み、塩害が深刻化している。市は能登半島地震による地盤沈下で海面との高低差が小さくなり、農業用水を海に流す排水路から海水が逆流しているとみている。「田んぼが海になってしまった。震

「日本人が食べる分ないのに…」コメ輸出量が“過去最高”ってホント!? 一方早くも「2025年度の新米」の予約もスタート
2024.09.05

「日本人が食べる分ないのに…」コメ輸出量が“過去最高”ってホント!? 一方早くも「2025年度の新米」の予約もスタート

“令和の米騒動”の中、農水省が3日に発表した2024年1月から7月の「コメ輸出量」が過去最高となり、街では不満の声も聞かれた。4日午後、東京都内のスーパーで多くの買い物客がのぞき込んでいたのは「米売り場」だ。この店では、米が品薄のため、米の棚に飲み物が置かれて売られていた。

すっきりとした巨峰の甘さ、いい思い出に 収穫楽しむ
2024.09.05

すっきりとした巨峰の甘さ、いい思い出に 収穫楽しむ

 飯山市飯山の塩崎農園で今季のブドウ狩りが始まった。夏に好天が続いたため生育は例年より1週間弱早く、糖度も高いという。青空が広がった4日は、県内外から訪れた人たちがたわわに実った秋の味覚を楽しんだ。 現在は「種なし巨峰」「藤稔(ふじみのり)」「ナイアガラ」の3品種を味わえる。部活

リンゴ手に喜色満面 一関市内園児が収穫【岩手】
2024.09.05

リンゴ手に喜色満面 一関市内園児が収穫【岩手】

 一関市赤荻字清水の認定こども園赤荻保育園(荻野直人園長、園児99人)では、年長と年中組の園児合わせて36人が隣接する県立一関二高清水農場を訪れ、リンゴ狩りを楽しんだ。 園児を手伝う同校生徒から「リンゴを優しくつかんで回すと枝から取れます」とこつを教えてもらい、園児たちは1人1個

「令和の米騒動」は日本の食糧危機の始まりだ…政府がひた隠す「知ってはいけない事実」
2024.09.05

「令和の米騒動」は日本の食糧危機の始まりだ…政府がひた隠す「知ってはいけない事実」

連載<コメが高くて誰が喜ぶのか…「令和の米騒動」は政府が起こした「人災」だと、荻原博子が断言するワケ>では、政府が備蓄米を放出しなかったことの問題や、長らく続けてきた減反政策の見直し不足などを検証。8月に起こったコメの品薄は、政府による「人災」であると指摘した。100%と言われるコメでこのよう

“コメ不足”の余波が米菓メーカーにも 膨らむコスト 一部商品を値上げ《新潟》
2024.09.05

“コメ不足”の余波が米菓メーカーにも 膨らむコスト 一部商品を値上げ《新潟》

米どころ新潟といえばせんべいなどの米菓が有名です。実はここにもコメ不足の影響が。商品の値上げに踏み切った米菓メーカーを取材しました。数々の人気商品を生み出してきた長岡市の米菓メーカー・岩塚製菓です。9月、定番「田舎のおかき」など一部の商品について最大15パーセントの

今年の優勝は何キロ? 8日にジャンボかぼちゃ県大会 鴨川(千葉県)
2024.09.05

今年の優勝は何キロ? 8日にジャンボかぼちゃ県大会 鴨川(千葉県)

カボチャの重量を競う「第15回県ジャンボかぼちゃ大会」が8日、鴨川市宮山の「里のMUJIみんなみの里」で開催される。計量や表彰式などが公開されることになっており、「超重量級のカボチャを自分の目で見て、驚いてください」と、来場を呼び掛けている。愛好者でつくる鴨川ジャンボかぼちゃ研究

コシヒカリ最高値更新 24年産米の買い取り価格、4600円高い1万6800円 JAしまね
2024.09.05

コシヒカリ最高値更新 24年産米の買い取り価格、4600円高い1万6800円 JAしまね

 JAしまね(松江市殿町)は26日、コメを出荷した農家に支払う2024年産米の概算金(コシヒカリ1等米、60キロ当たり)を23年産より4600円高い1万6800円に引き上げると発表した。増額は3年連続で、15年の概算金制度導入以降では最高値。生産資材高騰が農家の経営を圧迫しているのに加え、国内

「桃の種(たね)がきれいに取れる」全農のカンタン裏ワザに目からウロコ 「きれいに取れてて感激」
2024.09.05

「桃の種(たね)がきれいに取れる」全農のカンタン裏ワザに目からウロコ 「きれいに取れてて感激」

実りの秋がやってきました! 様々な果物が店頭に並び目移りしてしまいます。今回裏技をご紹介する「桃」は7月くらいから旬を迎え、晩生種といわれる川中島白桃など9月もまだ美味しくいただけますが、食べるときに種が取りずらいのが「悩みの種」です。そんな悩みを解消する裏技が、X

熱海・泉の農園が「梅ゼリー」 引き継いだ農地で初収穫したウメ使う
2024.09.05

熱海・泉の農園が「梅ゼリー」 引き継いだ農地で初収穫したウメ使う

 熱海の農園「たからのはたけ」(熱海市泉)が9月1日、収穫した南高梅を使う梅ゼリーの販売を始めた。(熱海経済新聞) 「南高梅のしずく」と名付けた梅ゼリーは、青梅の香りをストレートに感じるという「すっきり淡麗」と酸味を抑えたまろやかな味わいが特徴という「こっくり濃厚」の2種類。東京

地域農業、在り方探る 茨城・日立 知事と生産者、対話集会
2024.09.05

地域農業、在り方探る 茨城・日立 知事と生産者、対話集会

茨城県の大井川和彦知事と県民との対話集会「大井川知事と語ろう!新しい茨城づくり」が4日、同県日立市内で開かれた。県北地域の中山間部で特色ある農作物の生産に取り組む「Re:Agri(リ・アグリ)」のメンバー5人と、地域に根差した農業経営の在り方について意見を交わした。リ・アグリは2