# 過誤

医療過誤巡り原告逆転勝訴 病院に9500万円賠償命令 名古屋高裁
2024.09.05

医療過誤巡り原告逆転勝訴 病院に9500万円賠償命令 名古屋高裁

 岐阜県立多治見病院に入院中に脳症を発症し、後遺障害が残った高齢男性らが、病院側に損害賠償を求めていた控訴審の判決が5日、名古屋高裁であった。長谷川恭弘裁判長は男性側の請求を棄却した一審・名古屋地裁判決を変更し、病院側に計約9500万円の支払いを命じた。 控訴審判決によると、男性

むし歯治療後に死亡した2歳の女の子 両親と元院長らが和解 刑事事件では元院長が上告中
2024.09.03

むし歯治療後に死亡した2歳の女の子 両親と元院長らが和解 刑事事件では元院長が上告中

むし歯の治療後に体調が急変し死亡した当時2歳の女の子の両親が、歯科医院の元院長らに損害賠償を求めていた裁判。9月3日、両親と歯科医師の間で和解が成立しました。■麻酔薬でむし歯治療→体調急変し死亡死亡したのは、福岡県春日市の山口叶愛ちゃん(当時2歳6か月)。<

抗がん薬過量投与で神経障害と大阪大病院
2024.08.21

抗がん薬過量投与で神経障害と大阪大病院

 大阪大病院は21日、がん治療で入院していた60代の男性患者2人に対し、予定していた量を上回る抗がん薬を誤って投与していたと発表した。患者1人は過量投与が原因とみられる高度の神経障害を発症したという。

「251時間拘束されて死亡」春川の精神病院、「ゾウ注射」毎日投与=韓国(2)
2024.08.13

「251時間拘束されて死亡」春川の精神病院、「ゾウ注射」毎日投与=韓国(2)

(1の続き) 被害者のキムさんの元妻のパク・チウンさん(仮名)は、「医務記録に出ている『不正確な発音』、『しどろもどろ』のような内容は、薬物過多で舌が動かなかったという証拠。舌だけでなく筋肉も力が入らなかったのだろう」と話した。また、「(診療記録でも)故人が自ら身体の異常を感じ、

神戸徳洲会病院が医療過誤認める 薬の投与遅れ、90代男性患者死亡
2024.08.05

神戸徳洲会病院が医療過誤認める 薬の投与遅れ、90代男性患者死亡

 神戸徳洲会病院(神戸市垂水区)で昨年1月から今年1月までに患者の死亡が相次いだ問題で、病院は今年1月に死亡した90代男性について、投与していた薬剤の追加が遅れて死亡したとして医療過誤認定していたことがわかった。 1日付で病院のホームページ上で明らかにした。今回の問題での医療過誤

『がんの兆候』見落とし 1年後『膵臓がん』に ステージ3まで進行 手術は不可能に 兵庫県立病院
2024.07.25

『がんの兆候』見落とし 1年後『膵臓がん』に ステージ3まで進行 手術は不可能に 兵庫県立病院

兵庫県立病院で、80代の患者に見つかった『がんの兆候』を主治医が見逃し、その後、がんが見つかる医療過誤があったことがわかりました。兵庫県によるとおととし、明石市にある『がんセンター』で、膵臓の定期検査でMRI検査を受けた80代の男性の肺にがんの可能性がある異変が見つかりました。<

患者神経切断疑い書類送検、兵庫 市民病院の執刀医ら
2024.07.22

患者神経切断疑い書類送検、兵庫 市民病院の執刀医ら

 兵庫県警は22日、同県赤穂市の赤穂市民病院で2020年に腰椎の手術で女性患者(79)の神経を誤って切断したとして、業務上過失傷害の疑いで執刀した40代の男性医師=退職=ら2人を書類送検した。捜査関係者への取材で分かった。女性は手術で下半身に重いまひが残り、ぼうこう直腸障害も負った。<

責任の所在は?実際の現場でも起こりうる医療過誤~『ブラックペアン』監修ドクターが解説 vol.24~
2024.07.20

責任の所在は?実際の現場でも起こりうる医療過誤~『ブラックペアン』監修ドクターが解説 vol.24~

二宮和也主演で6年ぶりに日曜劇場に帰還する『ブラックペアン シーズン2』。シーズン1に引き続き、医学監修を務めるのは山岸俊介氏だ。前作で好評を博したのが、ドラマにまつわる様々な疑問に答える人気コーナー「片っ端から、教えてやるよ。」。シーズン2の放送を記念し、山岸氏の解説を改めてお伝えしていきた

【速報】「私はもう許すことができなかった」 外回転術めぐる医療過誤で刑事告訴 受理され捜査へ
2024.07.16

【速報】「私はもう許すことができなかった」 外回転術めぐる医療過誤で刑事告訴 受理され捜査へ

 京都市の京都第一赤十字病院で4年前起きた、逆子の胎児を回転させる「外回転術」をめぐって胎児に重い脳機能障害が残った医療過誤。30代の母親が提出した刑事告訴状が警察で受理され、当時の主治医らについて捜査が進められることになりました。 母親は刑事告訴に踏み切った理由として「息子の人

遺族側指摘の「主張の食い違い」を国側が釈明 ウィシュマさん訴訟
2024.07.10

遺族側指摘の「主張の食い違い」を国側が釈明 ウィシュマさん訴訟

 名古屋出入国在留管理局で2021年3月に亡くなったスリランカ人のウィシュマ・サンダマリさん(当時33)を巡る国賠訴訟の弁論が10日、名古屋地裁であった。国側は、遺族側から前回指摘された尿検査をめぐる主張の以前との食い違いに対し、医師の診療方針は正当であり議論の飛躍はないなどと釈明した。

“逆子”解消の手術後に赤ちゃんの脳に障害 当時担当の産婦人科医を業務上過失傷害容疑で刑事告訴へ
2024.07.10

“逆子”解消の手術後に赤ちゃんの脳に障害 当時担当の産婦人科医を業務上過失傷害容疑で刑事告訴へ

京都府内の病院で、逆子状態を解消する手術で胎児に重度の障害が残ったのは、適切な医療措置を怠ったためだとして、家族が執刀した医師を業務上過失傷害の疑いで刑事告訴する方針を固めたことがわかりました。京都府に住む千鶴さん(36)は4年前、京都市東山区の京都第一赤十字病院で初めての出産に

スタバ、豆の料金過大請求 5896件、計約12万円
2024.07.08

スタバ、豆の料金過大請求 5896件、計約12万円

 スターバックスコーヒージャパン(東京)は8日、一部のコーヒー豆の販売で料金を過大に請求していたと発表した。2014年から約10年にわたり、計5896件で計12万4033円を誤って多く受け取っていた。社内システムの不備が原因で、昨年11月に店員の通報で発覚した。 対象は14年9月

45年後の真実、訴訟に道 初提訴原告の義姉「妹守らねば」 強制不妊
2024.07.04

45年後の真実、訴訟に道 初提訴原告の義姉「妹守らねば」 強制不妊

 強制不妊手術を巡る訴訟への道を開いたのは、全国で初めて提訴した宮城県の原告佐藤由美さん(仮名、60代)の義理の姉、佐藤路子さん(同)だった。 15歳で手術された由美さんの優生手術台帳から、ずさんな診断に基づいた手術だったことが判明。「そんなに障害者が邪魔だったのか」。国への怒り

「研修医の誤診で高校生死亡」と報じるマスコミの罪…岩田健太郎「目の前の事実を正確につかむ思考法」
2024.06.22

「研修医の誤診で高校生死亡」と報じるマスコミの罪…岩田健太郎「目の前の事実を正確につかむ思考法」

目の前に起きていることを正しく把握するにはどうすればいいか。医師・岩田健太郎さんは「『結論、根拠、結論、根拠』の話し方を身につければ、自ずと事の本質をつかめるようになる」という――。■因果関係をほのめかす不適切な報道 SMA症候群(上腸間膜(じょうちょうかんまく)動

肝不全で男性死亡、遺族が提訴 静岡の精神科病院、刑事告訴も
2024.06.18

肝不全で男性死亡、遺族が提訴 静岡の精神科病院、刑事告訴も

 静岡県沼津市の精神科病院に入院していた男性=当時(80)=が2021年12月、急性肝不全で死亡したのは適切な医療行為が行われなかったのが原因として、遺族5人が18日、院長らに計約5600万円の損害賠償を求め静岡地裁沼津支部に提訴した。また監禁致傷と業務上過失致死の疑いで院長に対する告訴状を沼

研修医が誤診、高校生死亡 上級医に相談せず 日赤名古屋第二病院
2024.06.17

研修医が誤診、高校生死亡 上級医に相談せず 日赤名古屋第二病院

 日本赤十字社愛知医療センター名古屋第二病院(名古屋市昭和区)は17日、研修医が昨年、男子高校生=当時(16)=の消化器疾患を誤診し、高校生が死亡する医療過誤があったと発表した。 研修医はコンピューター断層撮影装置(CT)検査で胃の異常を認めたが、上級医に相談していなかった。

“誤診”で16歳男子高校生が死亡  研修医が採決結果の異常を見逃す 十二指腸の通過障害を「急性胃腸炎」と誤診
2024.06.17

“誤診”で16歳男子高校生が死亡 研修医が採決結果の異常を見逃す 十二指腸の通過障害を「急性胃腸炎」と誤診

病院で誤診…16歳の高校生が死亡していたことがわかりました。(日本赤十字社 愛知医療センター 名古屋第二病院 佐藤公治院長)「誠に申し訳ございませんでした」6月17日に会見した、日本赤十字社 愛知医療センター 名古屋第二病院によりますと、去年5月、16

名古屋の日赤病院で誤診、男子高校生死亡
2024.06.17

名古屋の日赤病院で誤診、男子高校生死亡

 日本赤十字社愛知医療センター名古屋第二病院は17日、昨年5月に腹痛などを訴えた男子高校生を誤診し、治療が遅れたため死亡していたと発表した。CT画像の分析や、脱水症状の評価が不適切だったと判断した。

赤楚衛二『Re:リベンジ』前代未聞の“大嫌われ主人公”は英断か愚策か 終盤なのに状況悪化も新境地開拓評価
2024.06.06

赤楚衛二『Re:リベンジ』前代未聞の“大嫌われ主人公”は英断か愚策か 終盤なのに状況悪化も新境地開拓評価

 6月6日、赤楚衛二(30)主演の連続ドラマ『Re:リベンジー欲望の果てにー』(フジテレビ系/木曜夜10時~)の第9話が放送される。『Re:リベンジ』は巨大病院を舞台に権力闘争を描くドラマ。赤楚演じる天堂海斗は父親の死がきっかけで権力闘争に巻き込まれていくが、回を追うごとに好感度

『Re:リベンジ』運命の歯車が狂い出し海斗が新たな境地へ 赤楚衛二の芝居に心揺さぶられる
2024.05.30

『Re:リベンジ』運命の歯車が狂い出し海斗が新たな境地へ 赤楚衛二の芝居に心揺さぶられる

 美咲(白山乃愛)の死をきっかけに医療過誤疑惑が浮上した『Re:リベンジ-欲望の果てに-』(フジテレビ系)。第8話は、これまでの流れからは予想もつかぬ展開に背筋がゾクリと冷えることになるだろう。今週も『Re:リベンジ-欲望の果てに-』最新話を試写で観る機会を得たので、放送に先駆けて見どころを紹