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風評被害、漁業者「分断」 中国禁輸「耐えられない」 原発処理水、放出1年
2024.08.24

風評被害、漁業者「分断」 中国禁輸「耐えられない」 原発処理水、放出1年

 東京電力福島第1原発の処理水放出から1年がたったが、一大輸出先の中国では日本産水産物の全面禁輸が続き、依存度の高いホタテ貝の業者らからは「もう耐えられない」との声が上がる。 一方、風評被害がほとんど見られない地域もある。漁業者を「分断」するように格差が露呈しており、より丁寧な支

米不足の日本にタイ米を 「美味しさ多くの人に知ってもらうチャンス」販路拡大狙う企業も
2024.08.24

米不足の日本にタイ米を 「美味しさ多くの人に知ってもらうチャンス」販路拡大狙う企業も

米不足によって外国産のコメへの注目が高まっているなか、タイでは、タイ米の販路を日本で拡大するチャンスと捉える企業も出てきています。タイで日常的に消費されるジャスミン米の日本への輸出量は、去年1年間で約3300トンに上り、新型コロナ禍以降は上昇傾向です。タイ米製造会社

恐怖の自動車盗難を避けるために盗まれにくいクルマを選ぶのはどうだ? 窃盗団に「不人気」なクルマとは
2024.08.24

恐怖の自動車盗難を避けるために盗まれにくいクルマを選ぶのはどうだ? 窃盗団に「不人気」なクルマとは

 警察庁が2024年6月に発表した自動車盗難等の発生状況よると、2023年の自動車盗難の認知件数は5762件。ピーク時に比べればかなり減ってきているとはいえ、2021年、2022年に続いて微増傾向となっていて、まだまだ油断できない状況だ。 車名別盗難台数ランキングを見てみると、<

マカオ、2024年上半期のGDPは15.7%増の約3.7兆円…コロナ前同時期の86.2%まで回復
2024.08.24

マカオ、2024年上半期のGDPは15.7%増の約3.7兆円…コロナ前同時期の86.2%まで回復

 マカオ政府統計・センサス局(DSEC)は8月23日、今年上半期(2024年1~6月)のマカオの域内総生産(GDP)に関する統計を公表。 同局が発出した資料によれば、今年上半期のマカオのGDPは実質ベースで前年同時期から15.7%増の2043億パタカ(日本円換算:約3.7兆円)で

周辺海域、異常確認されず 原発処理水放出から1年 中国なお禁輸・東電福島第1
2024.08.23

周辺海域、異常確認されず 原発処理水放出から1年 中国なお禁輸・東電福島第1

 東京電力福島第1原発にたまった処理水の海洋放出開始から24日で1年。 これまでにおよそ6万トンが放出された。政府と東京電力ホールディングスの分析では、周辺海域で安全基準を超える異常値は確認されていないが、中国は日本の水産物輸入を停止したままで、禁輸措置の撤廃が課題となる。放出完

原発処理水放出からあすで1年 全漁連会長が改めて国へ対応求める
2024.08.23

原発処理水放出からあすで1年 全漁連会長が改めて国へ対応求める

 福島第一原発の処理水放出から24日で1年になるのを前に、漁業の業界団体トップが斎藤経済産業大臣と面会し、改めて支援を求めました。 全国の漁業協同組合などで構成される全漁連の会長は、処理水放出後の国の支援に感謝するとした一方、中国などが続けている日本産水産物の輸入規制への対応とし

東証続伸、終値は153円高 円安好感も上げ幅は限定的
2024.08.23

東証続伸、終値は153円高 円安好感も上げ幅は限定的

 23日の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が続伸した。外国為替相場が円安方向に振れたのを受け、輸出関連企業の業績押し上げ期待が高まった。ただ半導体関連株が売られたため、上げ幅は限定的だった。 終値は前日比153円26銭高の3万8364円27銭。東証株価指数(TOPIX)は

〔東京株式〕プラス転換=売り買い交錯(23日後場寄り付き)
2024.08.23

〔東京株式〕プラス転換=売り買い交錯(23日後場寄り付き)

 (後場寄り)後場の日経平均株価は前日比30円89銭高の3万8241円90銭とプラスに転換して始まった。売り買いが交錯する中、後場に入りやや買いが優勢となっている。 (前引け)【プライム】午前の日経平均株価の取引は、前日比93円57銭安の3万8117円44銭と下落して終了した。朝

全国粗鋼生産7月3.8%減 710万トン
2024.08.23

全国粗鋼生産7月3.8%減 710万トン

全国粗鋼生産量は7月に710万トンと前年同月比3・8%減り、5カ月連続減少した。自動車の減産が長引き、建設分野の需要も資材高・人手不足の構造的な問題から中小物件中心に土木含め低調に推移。高炉メーカー各社は年度当初の予想より国内需要が減少しているため、鋼材輸出を増やし設備の稼働率維持に努めるが、

政府、食品輸出再拡大へ生産強化 水産物禁輸の中国代替も開拓
2024.08.23

政府、食品輸出再拡大へ生産強化 水産物禁輸の中国代替も開拓

 政府は23日、農林水産物・食品の輸出額が減少に転じたことを受け、再拡大に向けた取り組みを議論する閣僚会議を開いた。意欲的な産地を優先して支援する制度で生産体制を強化。中国による水産物禁輸の影響を減らすため、代替となる海外市場を新たに開拓する方針も確認した。 2024年上半期(1

食品輸出拡大へ市場開拓 供給力向上も 関係閣僚会議
2024.08.23

食品輸出拡大へ市場開拓 供給力向上も 関係閣僚会議

 政府は23日、首相官邸で農林水産物・食品の輸出を拡大するための関係閣僚会議を開き、新たな市場の開拓に加え、輸出増が見込める品目の供給力を向上させる方針を示した。 中国による日本産水産物の禁輸で輸出額が落ち込む中、2025年に2兆円、30年には5兆円に伸ばす目標の達成を目指す。<

〔東京株式〕上昇スタート=円安で輸出関連に買い(23日前場寄り付き)
2024.08.23

〔東京株式〕上昇スタート=円安で輸出関連に買い(23日前場寄り付き)

 (寄り付き)午前の日経平均株価の取引は、前日比67円17銭高の3万8278円18銭と上昇して始まった。米長期金利が上昇し為替が円安に振れていることから輸出関連株などに買いが入っている。

「日本産抜きでも困らなくなった」処理水放出から1年、中国で進む水産物代替 ロシアから輸入7割増
2024.08.23

「日本産抜きでも困らなくなった」処理水放出から1年、中国で進む水産物代替 ロシアから輸入7割増

 【北京・伊藤完司】東京電力福島第1原発処理水の海洋放出から24日で1年。中国政府による輸入全面停止で、日本の水産物が姿を消した中国市場では国内産品の存在感が高まり、ウクライナ侵攻で西側諸国から制裁を受けるロシア産品も大量に輸入し、置き換わりが進んでいる。日本側では「チャイナ・リスク」を意識し

《パラグアイ》パラグアイ唯一の和牛農場訪ねて=「カバーニャH」林英二郎さん≪4≫=南米で唯一和牛ビジネスを軌道に
2024.08.23

《パラグアイ》パラグアイ唯一の和牛農場訪ねて=「カバーニャH」林英二郎さん≪4≫=南米で唯一和牛ビジネスを軌道に

 2023年9月に米国農務省(USDA)が発表した「パラグアイに関する家畜および製品年次報告」によると、パラグアイの2023年初頭の牛の飼育頭数は1350万頭で、前年より10万頭減少した。 これは2022年後半まで3年間続いた干ばつの影響だったが、林さんの和牛農場はグアラニー水層

熊本県の農林水産物輸出額122億4千万円 11年連続で過去最高を更新
2024.08.22

熊本県の農林水産物輸出額122億4千万円 11年連続で過去最高を更新

熊本県の農林水産物の輸出額が、昨年度122億円を超え、11年連続で過去最高を更新しました。県によりますと、昨年度の農林水産物の輸出額は、前年度より16%増の122億4千万円となりました。11年連続で過去最高を更新しています。分野別でみると、農畜産物は54億2000万

「肌がきれい」で瑞々しい甘さ!鳥取の二十世紀梨を初出荷 アメリカや香港など海外輸出にも期待
2024.08.22

「肌がきれい」で瑞々しい甘さ!鳥取の二十世紀梨を初出荷 アメリカや香港など海外輸出にも期待

厳しい暑さが続きますが、暦の上では秋に入っていて味覚の秋の話題も届いています。鳥取を代表する秋の味覚である二十世紀梨がシーズンを迎え、22日に倉吉市で初出荷式が行われました。初出荷を迎えたのは、倉吉市と三朝町で栽培された露地物の二十世紀梨です。倉吉市内の選果場に生産者やJAの関係

打撃受けたホタテで新メニューも 禁輸1年、「問題続いている」
2024.08.22

打撃受けたホタテで新メニューも 禁輸1年、「問題続いている」

 東京電力福島第1原発の処理水が海洋放出されてから、24日で1年。反発した中国、香港による禁輸措置が解除される動きは見られない。北茨城市平潟町で特産のアンコウ料理を売りにする旅館「あんこうの宿 まるみつ旅館」はこの日に合わせ、禁輸で打撃を受けた北海道産ホタテと地元産あん肝をバター焼きにする「海

インドの8月総合PMIは高水準維持、サービス業がけん引
2024.08.22

インドの8月総合PMIは高水準維持、サービス業がけん引

Indradip Ghosh[ベンガルール 22日 ロイター] - S&Pグローバルがまとめた8月のインドのHSBC総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は60.5となり、7月の60.7(確報値)からやや低下したものの、高水準を維持した。好調なサービス業が製造業のわずかな

米原油輸出の伸び、24年は減速の見通し 世界需要低迷で
2024.08.22

米原油輸出の伸び、24年は減速の見通し 世界需要低迷で

Arathy Somasekhar[ヒューストン 21日 ロイター] - 米国の原油輸出はここ数年堅調な伸びを見せていたものの、2024年は減速する見通しだ。世界の需要低迷を背景に国内生産は新型コロナ禍以来の小幅な増加にとどまるとみられる。24年の米原油輸出

東証、午前終値3万8190円 一時400円高、米株上昇で反発
2024.08.22

東証、午前終値3万8190円 一時400円高、米株上昇で反発

 22日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は反発した。前日終値からの上げ幅は一時400円を超えた。前日の米国市場で主要な株価指数がそろって上昇したのを好感した買い注文が優勢だった。 午前終値は前日終値比239円05銭高の3万8190円85銭。東証株価指数(TOPIX)は