# 評論

【吉見一起の目】2回以降わずか1安打の中日打線に苦言「もっと打席で投手心理を考えてほしい」
2024.07.17

【吉見一起の目】2回以降わずか1安打の中日打線に苦言「もっと打席で投手心理を考えてほしい」

【吉見一起の目】◇16日 ヤクルト4―3中日(神宮) 中日は1回、2死一塁から福永、細川の連続本塁打で3点を先行。しかもともに初球を打つという、珍しい連発だった。 記者席から見詰めた中日スポーツ評論家の吉見一起さんは「雨の中の登板でピッチャーは早くベンチに帰りたいも

【与田剛の目】「立浪監督がどんな意図で起用したと…」8回代打で併殺に倒れた中日・石川昂弥の打撃に首かしげる
2024.07.16

【与田剛の目】「立浪監督がどんな意図で起用したと…」8回代打で併殺に倒れた中日・石川昂弥の打撃に首かしげる

【与田剛の目】◇15日 ヤクルト4―1中日(神宮) 中日は2点を追う8回無死一塁、ヤクルトが左腕・山本にスイッチしたところで板山に代打・石川昂を送って勝負に出た。しかし最悪の遊ゴロ併殺打。この姿に記者席から見詰めた中日スポーツ評論家・与田剛さんは「石川昂は立浪監督がどんな意図で起

山田宗睦さん死去、99歳 評論家、「危険な思想家」刊行
2024.07.15

山田宗睦さん死去、99歳 評論家、「危険な思想家」刊行

 「危険な思想家」など戦後思想を巡る著作で知られた評論家で哲学者の山田宗睦(やまだ・むねむつ)さんが6月17日、死去した。99歳。山口県出身。葬儀・告別式は近親者で行った。喪主は長男麦(ばく)さん。 京都大卒。1959年、著書「戦後思想史」で評論活動に入り、雑誌「思想の科学」編集

哲学者の山田宗睦さん死去 99歳 「思想の科学」編集長
2024.07.14

哲学者の山田宗睦さん死去 99歳 「思想の科学」編集長

 哲学者で評論家の山田宗睦(やまだ・むねむつ)さんが6月17日、死去した。99歳。葬儀は近親者で営んだ。喪主は長男麦(ばく)さん。 山口県下関市生まれ。京都大卒。「思想の科学」編集長を務め、進歩派の論客として活躍。関東学院大教授などを歴任した。著書に「危険な思想家」「道の思想史」

<今週の本棚・次回の予定>7月13日の毎日新聞書評欄は『南光』『コロナ禍と出会い直す』ほか
2024.07.08

<今週の本棚・次回の予定>7月13日の毎日新聞書評欄は『南光』『コロナ禍と出会い直す』ほか

 7月13日の毎日新聞朝刊「今週の本棚」で掲載予定の本の主なラインアップを紹介します。 ①川本三郎さん評『南光』(朱和之著、中村加代子訳・春秋社) ②大竹文雄さん評『コロナ禍と出会い直す 不要不急の人類学ノート』(磯野真穂著・柏書房) ③三浦雅士さん評

絶品・天城黒豚のラーメンを食べに淵野辺「中村麺三郎商店」へ!
2024.07.06

絶品・天城黒豚のラーメンを食べに淵野辺「中村麺三郎商店」へ!

日本初の料理評論家、山本益博さんはいま、ラーメンが「美味しい革命」の渦中にあると言います。長らくB級グルメとして愛されてきたラーメンは、ミシュランも認める一流の料理へと変貌を遂げつつあります。新時代に向けて群雄割拠する街のラーメン店を巨匠自らが実食リポートする連載です。「天城黒豚

ブチギレ寅子に『あさイチ』MC陣は困惑「どうします?」 華丸、痛快の「“痛”のみしかない」
2024.07.04

ブチギレ寅子に『あさイチ』MC陣は困惑「どうします?」 華丸、痛快の「“痛”のみしかない」

 NHKの『あさイチ』(月~金曜午前8時15分)でMCを務める博多華丸・大吉と鈴木奈穂子アナウンサーが4日、恒例の朝ドラ受けを展開した。この日放送された『虎に翼』の第69回では主人公・寅子(伊藤沙莉)が穂高(小林薫)の退任記念祝賀会を手伝う流れが描かれた。(※以下、ドラマの内容に

【百瀬文『なめらかな人』書評】1億4,000万人もの少女が「消失」する世界で「作品」を見ること、作ること
2024.07.03

【百瀬文『なめらかな人』書評】1億4,000万人もの少女が「消失」する世界で「作品」を見ること、作ること

彫刻家・評論家の小田原のどかさんに、刊行されたばかりの『なめらかな人』(百瀬文著)の書評を書いていただきました。小田原さんにとって「同世代の美術家のなかでもっとも言葉を尽くしてきた作家のひとり」である百瀬さんの作品や本をどう見てきたのか。ぜひご覧ください。<

バイデン氏に大統領選撤退を要請、テキサス州議員 民主党議員で初
2024.07.03

バイデン氏に大統領選撤退を要請、テキサス州議員 民主党議員で初

[ワシントン 2日 ロイター] - 米民主党のドゲット下院議員(テキサス州選出)は2日、バイデン大統領に対し11月の大統領選から撤退するよう要請した。先週のテレビ討論会でのバイデン氏のさえないパフォーマンスを受け、民主党内で候補者交代が必要な可能性があるという見方が広がっていたものの、

目黒蓮主演 月9「海のはじまり」 初回視聴率8・0% 「silent」チーム再集結“親子愛”描く
2024.07.02

目黒蓮主演 月9「海のはじまり」 初回視聴率8・0% 「silent」チーム再集結“親子愛”描く

 男性アイドルグループ「Snow Man」の目黒蓮(27)が主演を務めるフジテレビ月9ドラマ「海のはじまり」(月曜後9・00)の初回が1日、30分拡大で放送され、平均世帯視聴率が8・0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが11日、分かった。個人視聴率は4・6%。 “月9枠

巨匠が秘話を交えて
2024.06.30

巨匠が秘話を交えて"ランボルギーニとフェラーリ"について激白!! 【復刻・徳大寺有恒「俺と疾れ!!」】

 2014年11月に逝去した自動車評論家、徳大寺 有恒。ベストカーが今あるのも氏の活躍があってこそだが、ここでは2013年の本誌企画「俺と疾れ!!」をご紹介したい。ランボルギーニとフェラーリ、日本でオープンカーが受けない理由、いすゞ ステーツマンデビル、TPP……氏の回顧と読者からの質問に応え

「あの頃、僕は田家秀樹になりたかったんだ」作家・重松清が大きな影響を受けた音楽ライターと17年ぶりに語ったこと
2024.06.29

「あの頃、僕は田家秀樹になりたかったんだ」作家・重松清が大きな影響を受けた音楽ライターと17年ぶりに語ったこと

吉田拓郎、矢沢永吉、甲斐バンド、浜田省吾、長渕剛、RCサクセション……音楽評論家・田家秀樹が、80年代にライブやインタビューで目撃したアーティストの姿や言葉、制作秘話を描いた新刊『80年代音楽ノート』。その帯に推薦文を寄せた作家の重松清は、学生時代、田家秀樹の書く記事や音楽の熱心な読者だった。

井口資仁氏が7・11に市ケ谷でスペシャルトークショーを開催 本音トークに2ショット撮影タイムも!
2024.06.26

井口資仁氏が7・11に市ケ谷でスペシャルトークショーを開催 本音トークに2ショット撮影タイムも!

 KADOKAWAは7月11日の午後7時から、東京・市ケ谷の五番町グランドビルで前ロッテ監督の野球評論家・井口資仁氏(49)のスペシャルトークショーを開催する。 同社から刊行された書籍「井口ビジョン」も好評の井口氏。その目線に、プロ野球やMLBのシーズン前半戦はどう映ったのか? 

「阪神ナインよ、火・金に全力を!」下柳剛が提言する「”アレンパ”への逆襲策」
2024.06.25

「阪神ナインよ、火・金に全力を!」下柳剛が提言する「”アレンパ”への逆襲策」

 昨季、38年ぶりに悲願の日本一に輝いた阪神タイガースは今季、球団史上初の連覇に挑む。その戦いぶりを、2004~2008年の第一次岡田彰布政権下で先発投手として最も多くの勝利数を記録(5年間で55勝)した野球評論家・下柳剛氏が分析。当時の経験を織り交ぜた確かな洞察力は阪神ファンならずとも必読だ

「そうそうポジションを…」堀内恒夫さん、巨人・岡本和真の起用法に懸念 サード固定を主張「今は尚更」
2024.06.24

「そうそうポジションを…」堀内恒夫さん、巨人・岡本和真の起用法に懸念 サード固定を主張「今は尚更」

 巨人V9時代のエースで、元監督の野球評論家、堀内恒夫さん(76)が24日、自身のブログ「今日もどこかであくたろう」を更新し、巨人の選手起用について「老婆心ながら」と前置きした上で進言した。 23日のヤクルト戦は、予告先発されていたエースの菅野智之投手(34)が、腰痛により登板回

子どもの習い事に立ちはだかる「送迎問題」に菊地亜美「娘の習い事のために教習所に通い始めました」
2024.06.24

子どもの習い事に立ちはだかる「送迎問題」に菊地亜美「娘の習い事のために教習所に通い始めました」

子どもの習い事で保護者が直面する課題や悩みについて、話し合いました。女性が気になる話題について、スタジオで生討論を繰り広げるフジテレビ『ノンストップ!』の金曜恒例コーナー「ノンストップ!サミット」。今回は、「子どもの習い事に関する親の悩み」というテーマでMCの設楽統

オリ23歳が驚異の.415 目を引く“異例”の起用…専門家絶賛のドラ1「センス感じる」
2024.06.24

オリ23歳が驚異の.415 目を引く“異例”の起用…専門家絶賛のドラ1「センス感じる」

■オリックス 4ー1 西武(23日・京セラドーム) オリックスは23日、本拠地で行われた西武戦を4-1で勝利し、リーグ再開後、最初のカード勝ち越しを決めた。打線が復調の気配をみせるなか、高卒6年目の太田椋内野手が打線を牽引している。3番に定着し好調を維持するホープに野球評論家の新

【ワイン愛好家向け】良質なボルドーワインが安く買える「アン・プリムール取引」の基礎知識
2024.06.21

【ワイン愛好家向け】良質なボルドーワインが安く買える「アン・プリムール取引」の基礎知識

世界的に著名なワインの産地、フランスのボルドー地方。4月22日から25日にかけて開催されたアン・プリムールの試飲イベント「アン・プリムール・テイスティング・ウィーク」では、多くの関係者、ワイン愛好家たちでにぎわいました。ここでは、イベントを通じたボルドーワインの流通のしくみや、取引の多層的なサ

マークス寿子さん死去 英国を拠点とした評論家
2024.06.19

マークス寿子さん死去 英国を拠点とした評論家

 マークス 寿子さん(まーくす・としこ=英国を拠点とした評論家)15日、ロンドンの自宅で死去、88歳。 体調を崩し、療養中だった。関係者が明らかにした。 1936年東京生まれ。大学院修了後、71年にロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)研究員として渡英。7

小川公代さん「ゴシックと身体」インタビュー 家父長制に抗った女性たちの“戦術”
2024.06.17

小川公代さん「ゴシックと身体」インタビュー 家父長制に抗った女性たちの“戦術”

 18世紀から19世紀にかけて、イギリスを中心に流行したゴシックロマンス。ホラーの源流としても知られるこのジャンルには、抑圧的な社会から逸脱しようとした女性たちの“戦術”が隠されている、と英文学者の小川公代さんは言います。ゴシックに新たな光を当てた研究書『ゴシックと身体 想像力と解放の英文学』